福岡の北欧住宅事例【代表的なデザインと特徴を解説】
北欧の生活スタイルは、北欧の街並みの暖かさも相まって、世界中から憧れの的となっています。北欧のスタイルに憧れを抱く方が多いのは日本も例外ではありません。本記事を読んでいる方も、北欧の生活スタイルに憧れ、北欧住宅を建てたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
本記事では、北欧住宅の特徴やデザインについて解説するとともに、福岡工務店がこれまでに建築した北欧住宅の事例についてもご紹介します。北欧住宅の注文住宅を検討している方や、他とは違う洗練されたデザインの家に住みたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
北欧住宅とは？
北欧住宅とは、スウェーデンやデンマークといった、北欧の国で多く採用されているデザインや特徴を持った住宅のことです。
白に近いベージュを基調にしながら、木材の自然な色を生かし、さらにシンプルなデザインにすることで洗練された雰囲気が感じられるため、非常に人気な住宅デザインとなっています。この上で、ワンポイントとして目立つ色を入れたり、塗装を加えたりすることで住宅に個性を持たせられるため、北欧住宅のデザインを基調にしつつ、遊びを加えた注文住宅を依頼する方もいらっしゃいます。
また、実際の北欧の住宅では、短い日照時間の間は家の中が自然光で明るくなるように、大きな窓を多く配置することが非常に多いです。日本は北欧とは気候がまったく異なるため、極端に窓が大きいことは少ないものの、自然光を取り入れやすい窓や窓の配置にすることで、室内が明るくなるような工夫が施されているケースが多く見られます。機能面については詳しくは後述しますが、北欧住宅は異国情緒がありつつも、家の温かみを感じられるため、非常に人気となっている住宅デザインと言えるでしょう。
北欧住宅の特徴
●採光に優れている
●断熱性と気密性がある
●長く住むことができる
それぞれ順番に解説します。
採光に優れている
先述した通り、実際の北欧住宅では、可能な限り多くの自然光を取り込むように非常に大きな窓が取り入れられています。
北欧のデザインをそのまま取り込んでいるわけではないものの、日本の北欧住宅でも、多くの自然光を取り入れられるように、窓が大きかったり、多くの窓を配置したりしているケースが多いです。なお、日本の場合は夏は暑く、冬は寒い気候であるため、夏の日差し対策としてブラインドや遮光カーテンも同時に設置している住宅が多く見られます。
断熱性と気密性がある
北欧は非常に寒冷な気候であるため、家を常に暖かく維持するためには、非常に高い断熱性と気密性が求められます。
それにならった形で、日本の北欧住宅と呼ばれている住宅では、非常に断熱性や気密性が高くなるように設計されていることが多いです。なお、断熱性はUA値、気密性はC値として数値化されているため、断熱性や気密性を確認したい場合、これらの数値を見ることで確認可能です。
特に、C値で示す気密性は、住宅の快適さを大きく左右する大切な数値であるため、必ずご自身の目で確認しておくことを推奨します。なお、C値の詳しい解説や、見方については下記の記事にて詳しく解説をしているため、ぜひこちらも併せて参考にしてください。
詳しくは家の気密性能がわかるC値のページをご覧ください。
長く住むことができる
北欧の文化では、1つの家に対して2～3世帯に渡って暮らすことが多く、非常に長く住み続けられる耐久性の高い住宅が非常に多いです。
実際の北欧住宅の機能すらも模倣して建てられた住宅の場合、長く住めるように高い耐久性を誇っていることがあります。なお、北欧住宅の耐久性については工務店によっても大きく異なるため、「北欧住宅＝耐久性が高い」ということを鵜吞みにせず、必ず工務店に確認を取るようにしましょう。
北欧住宅の代表的なデザイン
●屋根の形は勾配がありシンプルに
●外壁は自然と調和する色で
●ガレージを作るケースが多い
●ガーデニングを楽しむウッドデッキを作る
●インテリアは木で統一する
それぞれ順番に解説します。なお、実際の北欧住宅のデザインの事例については、後ほど写真を交えつつご紹介しますので、より具体的なイメージを湧かせたい場合は、そちらを参考にしてください。
屋根の形は勾配がありシンプルに
北欧では雪が多いため、雪が滑り落ちるように急勾配の三角屋根が採用されています。平らな屋根では、積雪によって屋根に上から圧力がかかり、壊れてしまうリスクがあるからです。
日本では北海道や東北地方でも採用されているため、急勾配の三角の屋根を国内で見たことがある方も多いでしょう。この勾配のある三角屋根は非常にシンプルなデザインとなっており、北海道や東北地域以外で見ると、非常に存在感があります。シンプルであるにも関わらず、異国情緒あふれるデザインに仕上げられるため、デザイン面においても非常に優れていると言えるでしょう。
外壁は自然と調和する色で
北欧住宅の大きな特徴の1つとして、住宅の色が挙げられます。先述した通り、北欧住宅は白やベージュ基調であり、その上で木のぬくもりを感じられるカラーを採用していることが非常に多いです。
白基調の外壁は、シンプルではあるものの、太陽の光に照らされることで非常に映えて見えます。そこに木目のデザインや、ぬくもりを感じる茶色系のデザインが入ることで、より一層安心感を覚えるようなデザインに仕上がるのです。
また、木のぬくもりを重視して、木目が見えるようにしているデザインの場合は、経年劣化によって木が変色し、異なる表情を見せるようになります。長く住めば住むほど、楽しみが生まれるのも、北欧住宅の大きな魅力の1つと言えるでしょう。
ガレージを作るケースが多い
北欧では、積雪から車を防ぐために、ガレージハウスの形で住宅を建てるケースが非常に多いです。日本でもそれにならって、北欧住宅を建築する際は、ガレージを作ることがほとんどです。
ガレージを作るにあたって、家の中から車を楽しめるようなデザインにすることで、愛車を見ながら生活ができるような住宅にもできるため、愛車を持っている方にも非常に好まれるデザインとなっています。
ガレージを作るためには、大きな土地が必要になるなどの条件もあるものの、ガレージを作ることでより異国情緒あふれる雰囲気を漂わせられるため、北欧住宅の注文住宅を検討している方は、同時にガレージの設置も検討してみると良いでしょう。
ガーデニングを楽しむウッドデッキを作る
北欧の文化として、家族団らんの時間をウッドデッキで楽しむというものがあります。北欧住宅を建築すると、模倣する形でウッドデッキが作られるケースが多く見られます。
ウッドデッキでは、北欧の方と同様に、そこでバーベキューなどを行って家族団らんの時間を過ごせるだけではなく、そのスペースを用いてガーデニングを楽しむことも可能です。上述したガレージを作った場合は、ガレージの上にウッドデッキを作ることも多く、住宅の中に開放感あふれる空間を設けられるでしょう。
インテリアは木で統一する
北欧住宅はシンプルなデザインと、木のぬくもりが非常に特徴的です。この世界観を損なわないためにも、インテリアは木で統一されるケースが多く見られます。
インテリアを木に統一することで、外観のみならず空間の中も白基調に木のぬくもりを感じられる、暖かい雰囲気に仕上げることが可能となるため、よりゆったりとした時間を家の中で過ごせるでしょう。
また、外から家の中が見えた場合に、室内も木のインテリアに統一することによって、違和感がないというのも、大きなポイントです。世界観を重視したい方は、ご自身でインテリアを揃える場合も、木で統一することを推奨します。
福岡工務店の北欧住宅の事例
ここでは、福岡工務店が今まで建築させていただいた北欧住宅の事例をご紹介させていただきます。
シンプルながらぬくもりを感じる北欧モダンの家
大人の遊び心がつまった光あふれる家
ベージュで統一されたインテリアが秀麗な北欧モダンの平屋
まとめ
北欧住宅を建築する際は、どこまで北欧の住宅に備わっている機能を模倣するかを綿密に相談することが大切です。デザインは当然ながら、気密性や断熱性などの家の快適さに直結する部分についても、しっかりと工務店の担当者と話しあいを重ねましょう。
また、北欧住宅に限った話ではないものの、長く快適に暮らす家を建てるためにも、実績と技術力を持つ工務店に依頼することが大切です。
福岡工務店は、日本で唯一3つ星＋1の技術力を有する工務店であり、90年快適に住める家を基本とした、高品質な住宅を提供しています。デザインや建築、アフターフォローはもちろんのこと、土地探しや資金計画に関するご相談も行えるため、注文住宅を検討している方は、お気軽にお電話にてご相談ください。
