後悔しない家づくりのポイントは、飾らずに想いを伝えること。
三浦様ファミリー
家を建てようと思ったきっかけを教えてください。
ご主人:僕がしばらく単身赴任をしていた時期があって、そこにコロナも重なってなかなか家族と会えないことが続いたんです。一カ月ぶりとかに帰ってきて子供に会うと、ものすごく成長していました。背も伸びているし、いろんなことを覚えているし、なんかもう洋服のサイズなんかも、どんどん大きくなるんだなと、すごく実感しました。そんな機会に、「将来この家を巣立っても帰ってきたくなる、実家みたいなものをちゃんと作りたいな」と思い始めました。それが一番のきっかけですね。
スタッフ:単身赴任はどれくらい期間があったんですか?
ご主人:2年でしたね。半年で終わる予定の仕事だったんですが、コロナで仕事自体が延期になって、結局2年間ずっと東京でひとり暮らをすることになりました。早く帰ってくる前提だったので、2年が本当に長く感じましたね。東京ではコンクリートの社宅のような部屋に住んでいて、その時人生ではじめて植物の手入れなんかもしたんですよ(笑)手入れしながら、「ああ、家族みんな花が好きだったな。」とか思って、できるならマンションなどよりも1戸建てで、皆で育てられたらいいなと考えていました。
福岡工務店のことをどのように知りましたか?
奥さま:薬院にある宿泊できるモデルハウスの前をたまたま通った時、「世界一空気のきれいな家」って看板を見て「これは何だろう?」と思ってインターネットで調べました。はじめは「戸建てはとても寒い」というイメージがあったんですが、外断熱工法にすれば暖かい家が作れるということを初めて知って興味がわきました。
スタッフ:ありがとうございます。奥様が私達を見つけて、ご主人様に伝えていただいたんですね。
ご主人:最初、妻が一人で正木さんとお会いしましたよね。そのあと、すごく、すごく興奮して帰ってきたんですよ。僕は妻からの又聞きだから、「果たして?」って思っていましたけれど。(笑)その後に僕も話を聞いて納得して、それからは早かったですよね。
スタッフ:住宅会社を決めるまでに、他の会社さんや住宅展示場などを周られたりしたのですか?
奥さま:1度だけ展示場に足を運びましたね、その中で1社だけお話を聞かせてもらって。
ご主人:東宝ホームさんだったかな・・。あとはもう行かなかったよね。
スタッフ:同じ外断熱工法をされている会社さんですね。福岡工務店に決めて頂いたポイントはどういうところだったのですか?
奥さま:まずはプランですね。朴さんのプランが良かったです。
ご主人:他社さんでもプランは描いていただいたんです。ただ、僕たちがやりたいことがなかなか難しいみたいで、理由も聞いて「まあ仕方ないかな」ってあきらめていたんです。家の図面なんて人生で初めて見るし、どう判断していいかわからないじゃないですか。そのあと福岡工務店の設計の朴さんと打合せをしたら、「じゃあ、こうしませんか?」「ああしませんか?」って、3秒くらいで納得いく解決案を描いてくれたんですよ。
奥さま:うんうん。
ご主人:あっ、この会社は「仕方ないですねじゃなくて解決をしてくれるんだ」と思いました。できないことはハッキリ言ってくれるし、すごく信頼できたっていうのが1つですね。
スタッフ:ありがとうございます。
ご主人:あとは、宿泊体験できるモデルハウスに泊まらせていただいた時に、実際に住むイメージがハッキリつかめたところですね。モデルハウスは西鉄の線路脇に建っているじゃないですか?そんな立地にも関わらず、窓を閉めると外の音が全く気になりませんでした。そこで、気密性能ってすごいんだなって思いましたね。やっぱり、以前のマンションでは音が一番気になっていたんです。立地はいいんですが、その分交通量もあるし、救急車などのサイレンもしょっちゅう聞こえていましたから。それから、モデルハウスは暖かかったですね。
奥さま:うん、暖かかったですね。
ご主人:「一番寒い日に来てください」っておっしゃったじゃないですか?実際に泊めて頂いた日は、とても寒い日で(笑)朴さんも「寒くなりましたね」って、何故か嬉しそうでしたよね(笑)
奥さま:あとは、やはり営業の正木さんですよ。正木さんに会って、最初からある程度決めていたような気がします。正木さんの絶対大丈夫っていう安心感。
ご主人:家って、ものすごい買い物をするのに、そんなに比較ができないじゃないですか。そんな中、なんでも正直にハッキリ言ってくれましたよね。僕はたしか、最初は地下室を作りたいとか、屋上を作りたいとか、夢ばかり話していたじゃないですか。正木さんは僕を傷つけずに丁寧に、うまくまとめてもらったというか。プランをする段階で最初に接した皆さんが、本当に信頼できたっていうのはあります。面と向かって言うのは恥ずかしいですけど。
これまでの家で不満だったことはありますか?
奥さま:玄関が狭かったっていうことと、やはり結露ですかね。どうしてもカビとの闘いになっていましたね。
ご主人:水とりぞうさん?アレをあちこちにたくさん置いていたんですけれど、すぐに水がたまっちゃって大変でした。ちなみに、この家でも置いていたんですけど、全然水がたまらないんですよ(笑)
奥さま:ほんとに全く変わらなくて。置いている意味がなかったね(笑)間取りに関しては、マンションが元々比較的狭かったと思うんですけど、子供たちが大きくなってきて「子供部屋が欲しいな」ってなったら、広さがちょっと足りないかなって思っていましたね。
ご主人:玄関に関しては、買い物に行ってそれぞれ荷物を持っているんですけど、一人ずつしか玄関に入れませんでした。靴を脱ぐのも順番でね(笑)
奥さま:「トイレに行きたいから先に行かせて」とか(笑)
ご主人:ちょっと喧嘩腰になったりして(笑)それが今は一斉に入れるから。
家づくりの過程で悩みや不安はありましたか?
ご主人:工期ですね。3階建てでしたし、引っ越しまで時間がなかったので逆にご迷惑をかけたと思うんですけど。前の住まいと近かったのでよく見に来ていましたが、なかなか工事が始まらないなって感じて、工期の面で心配はありましたね。
福岡工務店の対応で良かったところを教えてください。
奥さま:正木さんは、「何かあれば、気軽におっしゃってください。」って、どんなやり取りの後も必ずその言葉を添えて下さりました。お陰で、ちょっとでも気になってモヤモヤした時には、すぐに正木さんに言ってみようって気持ちになれました。実際に、話をしてみたら対応が早いし、「そうなんだよ、そういうことなんだよね。」っていう気持ちを、言葉にしなくても汲み取って頂けたのはとても良かったです。甘えっぱなしだった気がします。
ご主人:本当は窓口が正木さんじゃないところまで正木さんに対応してもらって、営業の鏡って言ったらなんですけど、そう思っていました。
奥さま:会社じゃなくて、完全にお客様のことを向いてくれている営業の方なんだなって思いました。
スタッフ:壮大にほめて頂きありがとうございます。(笑)
ご主人:業種は違いますけど、僕自身の仕事を考えた時に、自分は福岡工務店のスタッフの皆さんみたいにちゃんとお客さんと向き合えているのかなって反省するところがあって。たくさんのことを気付かされました。設計の朴さんは、正木さんが「ダメですっ」ってきっぱり言ってくれる横で、あの手この手を考えてくれて(笑)僕達の不安にも絶対の自信を持って答えて形にして頂きました。お二人のあのコンビも好きでしたよ(笑)
奥さま:インテリアコーディネーターの新宅さんは、もう言うことなかったです。
ご主人:理想の家のイメージを、僕たちが用意した東京のお店の写真などを一緒に見て、しっかり理解・把握してもらったので、提案してくれる候補は全部ストライクでしたね。新宅さんに任せていれば、ショールームも迷うようなところには案内されずに、勧めてくれるものが全部正解でした。
奥さま:私達はこだわりが強い方だったと思うんですけど、時間をかけずに割と早く決められたのは本当に新宅さんのおかげだと思っています。
ご主人:朴さんも初めに僕たちが伝えたことをちゃんと覚えてくれていて、例えば映画とか音楽とかが好きでそのライフスタイルを実現するアイデアを加えてもらったり、そういう僕たちのことをしっかり把握してもらったりという感じが、設計・インテリアコーディネーター、そして現場監督や大工さんなど、皆さんから伝わってきました。現場監督の古藤さんはですね・・・人として好きです(笑)
奥さま:古藤さんは「できない」って言わないんですよね。どうにかしてやってくれようとして、絶対裏で大変な思いをされているのだろうなっていうのも分かるんですよ。そう思いながらも甘えていました(笑)
ご主人:実際にモノを作るという難しい局面でも、古藤さんを中心に楽しく進められましたね。現場でしなければいけない急な判断も、古藤さんの言葉で気持ちよく納得いく形でできました。あと、古藤さんもそうですけど古藤組が大好きなんですよ。とくに矢野さんのファンですね。男性の中で一人新人の女性の方が黙々と作業をされていて。
奥さま:そうそう、すごい頑張っているんだよね。
ご主人:僕が持ってきたギターホルダーを壁に取り付けることになったんですけど、その時みんな忙しくて、矢野さんが取付ける高さを計ってくれたんですよ。でもその高さになかなか手が届かなくて、それでも一生懸命に計ってくれて、そんな1つ1つの姿がとても印象的でしたね。改めて言いますが、古藤さんを中心とした古藤組の皆さんが好きなんです。だから最後、家が完成した時ちょっと寂しかったんですよ。まだ、ちょっと工事をやり残してもらっていてもいいのになっていう気がするくらい。
奥さま:うん、本当に寂しかった。
ご主人:大工さんも、古藤さんと本当に信頼関係があるんだろうなって感じました。
奥さま:前田棟梁ね。すっごい愚直な方でしたね。
ご主人:前田さんが最後だって日に、会社を早く切り上げて一緒に写真を撮ってもらいました(笑)工期が短かったから遅くまで頑張ってもらっていましたし、時間がないのも関わらず、現場で良く仕上げる提案などもいただいて。大工さんだけではなくて、電気工事の松尾さん達もとても親しみやすかったですね。
奥さま:松尾さんねー。
ご主人:松尾さんがお父さんと一緒に作業されていて、「喋りすぎなんですよあのオヤジが!」とかね(笑)人間味があって、でも丁寧で、とても安心できるんですよ。そんな古藤組の皆さんと一体感をもって家を建てるプロセスを楽しめたというか、もしかしたら普通はこんなに楽しめないんじゃないかって思うほど楽しかったです。『設計をお願いして、作ってもらって、出来上がって、引き渡されて、おしまい。』ではない何か。僕たちは何もしていないんですけど、一緒に創らせてもらった、古藤組のスタッフの皆さんだからこそ味わえた、かけがえのない思い出になりました。
スタッフ:本当にたくさんありがとうございます。
奥さま:うーん、濃かったね・・・。
これから家づくりされる方にアドバイスをお願いします。
奥さま:やりたいことはあきらめずに、最初に全部話をするっていうことでしょうかね。
ご主人:何にあこがれて家を建てようと思ったのかなどを、飾らずにあけすけに話して、一緒に作っていくっていうスタンスが絶対に後悔しないと思います。それをきちんと受け止めて、理解して、楽しく実現してもらうスタッフが福岡工務店にはいらっしゃるので、とにかく不安なことも含めて全部お話する事かなって思います。