音の悩みを解決!デザインも満足の気兼ねなく楽器を楽しめる家になりました。
岩永様ファミリー
福岡工務店を知ったきっかけを教えてください。
ご主人:インターネットのまとめサイトに福岡工務店さんの広告が出ていたんです。そして、サイトを見に行くと私の大学時代の先輩が福岡工務店さんでお家を建てていました。それで興味を持ったというのがきっかけですね。
さらに私達が楽器をするので、高気密高断熱や樹脂サッシなどにより防音性を高められることを知りました。そういったことを調べていくうちに断熱などの機能性にも興味が出てきましたね。
奥さま:防音室はまだ作り込みの途中ですが、これからが楽しみです。
他に検討された建築会社はありますか?
ご主人:一条工務店さんですね。
奥さま:一条工務店さんは「福岡工務店さんとどっちにしようか」というところまでいきましたね。あとは、資料を取り寄せただけの会社がいくつかあるくらいです。建売住宅も案として考えたことはありますが、家を買うなら注文住宅という意識でしたね。
ご主人:楽器をやるということもありますし、こだわりを反映したかったんです。
奥さま:それから、「建売住宅はどんな風に建てられたのかわからない」という話を聞いて共感しました。長く住むのであればその辺りも知っておきたいなと思いましたね。
福岡工務店を選んで頂いた理由を教えてください。
ご主人:デザインの自由性が福岡工務店さんのほうが高かったことです。
奥さま:一条さんでは、住宅設備などがオリジナル製品以外は選べないというのが大きかったですね。それだったら福岡工務店さんのほうがいいなとなりました。もちろんオプションで選ぶことはできたのですが、そうすると一条さんが謳う機能性が失われる。だったら一条さんを選ぶメリットがないなと感じました。
ご主人:自由性という部分で特に感じたのは外観です。
奥さま:一条さんは、外観のタイルの間隔も決まった幅になっているそうです。それが他社さんより広くて気になったので「狭めることは可能ですか?」と聞いたのですが、工場で張られているのでできないと言われたんです。それも地震が来た時に落ちないように考えられているそうなので仕方ない部分だと思います。
ご主人:家のグレードによるのかもしれませんけどね。間取りまでは話していなかったよね。
奥さま:一条さんの間取りについては、「この間取りはダメです」というのはあるのですが、最初に結構な量の間取りの種類が入ったタブレットを貸していただいて、そこから近しいものを選んだり参考にできたりという感じでした。でも、自分達の「これは絶対にこうしたい」というようなものは要相談でした。
これまでの家で不満だったことはありますか?
奥さま:音かな?
ご主人:そうだね。新築の鉄筋コンクリート造のマンションだったのですが、お隣さんの声がかなり明確に聞こえるくらい音が響いていたことですね。
奥さま:会話の内容がわかるくらいに聞こえていたので、私達の会話もきっと聞こえているんだろうなと思うとストレスでした。横からだけでなく下の階の声も聞こえていましたからね。夫のリモートワークも始まっていたのかな?
ご主人:だから、WEB会議なんかも聞こえてしまっていたのかもしれないですよね。当然、楽器とかも吹ける状態ではなかったので所属している楽団で吹くしかなかった。本当は自宅で練習したいな…という想いがあったのですが。
奥さま:あとは、住んでいた方たちの駐車場のマナーがあまりよろしくなかったことも気になっていました。駐車場じゃないところに車が停められていたり、車が傷つけられていたりというような経験もあります。毎日、何か起こるんじゃないかとドキドキしていました。戸建てではそんなこともなくなります。
ご主人:結露もありましたね。普通のアルミのサッシだったので冬場は窓枠部分が濡れていました。この家に住み始めてからは一度もありません。
家づくりの過程で悩みや不安はありましたか?
ご主人:大変だったのは予算管理ですかね。
奥さま:最初に総額は提示していただくんですけど、変更を加えていく中で今どのくらいの金額になっているのかわかりにくかった。補助金を利用させていただいていたこともあって余計に複雑になっていましたね。
ご主人:補助金については、僕達に入るのか福岡工務店さんに入るのかなどがわかりにくかったですね。
奥さま:福岡工務店さんで家を建てていた先輩にも聞いてみたのですが、その方は「わかりやすかったよ」とおっしゃっていたので、もしかしたら営業さんによってやり方が違うのかなと思いました。
ご主人:途中で営業さんが変わられたのですが、引継ぎがうまくいっていないのかなということもありました。引き継がれた営業さんから最初に提示された金額が想定していたものと違ったんです。我々も計算をしていたので確認を取っていただき一段落ついたという感じでした。現場監督や設計の方は正しく把握されていましたけどね。
奥さま:営業さんの引き継ぎ部分だけですね。
福岡工務店の対応で残念だったところを教えてください。
ご主人:残念だったところとよかったところが重なる話なのですが、私達の家の完成見学会がホームページで告知されているのを見て、キッチンのタイルの目地棒が入っていないことに気がついたんです。
奥さま:現場は何度か見に行っていたのですが、その時にはビニールシートのようなものが張られていたので気がつきませんでした。それで、現場監督の津留崎さんに「目地が入っていないかもしれないです。お風呂場も同じ仕様だから確認お願いします」とお伝えしました。
正直、さすがにもう目地を入れるのは無理かなと思っていたのですが、「入れます」と言って実際に施工し直していただきました。
ご主人:引き渡しの時にはちゃんと目地が入っていたのですごいなと思いました(笑)
福岡工務店の良かったところを教えてください。
ご主人:設計の石田さんにはすごく柔軟に対応していただきました。契約してから間取りを変更したり省令準耐火に変更したりしましたが、その度に設計を変更してもらいましたね。
奥さま:他社さんではこんなには対応してもらえなかったのではないかなと感じるくらいでした。例えば、キッチンのところに柱が入る予定だったのですが、私がイヤだと伝えてどうしたら柱を外せるか考えていただきました。
ご主人:インテリアコーディネーターの原田さんと新宅さんもよかった。
奥さま:タイルに悩んでいて打ち合わせを三回くらいしても決めきれなかったんです。そうしたら、「これはきっと好きだと思いますよ」って提案してくれて決めたこともありました(笑)何回も打ち合わせをしてもらってデザインも全て満足いくものになりましたね。
外観も夫婦で全然イメージが違ったのですが、インテリアコーディネーターさんにいくつか提案していただいて今のに決めました。
ご主人:外壁の配色も何パターンも作っていただきましたね。
奥さま:夫は黒を基調としたデザインがいいと思っていて、私はレンガを基調としたデザインがいいと思っていたんです。それで、間をとって…白になった(笑)
ご主人:白とレンガ(笑)
奥さま:私は当初、一階の部分を全てレンガにしたいと考えていたので少し控えめにしました。
ご主人:私の当初のイメージとは違うものになりましたが、建ってみたらすごく可愛いなと感じましたね。それから、棟梁の高田大工とは数回お話する機会がありましたが、すごく気さくな方でした。
奥さま:怖い方なのかな?と思っていましたが、行く度に優しい笑顔で迎えていただきました。現場監督の津留崎さんは何でもすぐ対応してくれました。
ご主人:そして、すごく知識があるのを感じました。
奥さま:知識ゼロの私達でも、「なるほど」と理解できるように説明してくれたので納得しやすかったです。
ご主人:暮らし始めてから気がついた不具合も、津留崎さんに連絡したらすぐ直してくれました。
家づくりをされる方へのアドバイスをお願いします。
ご主人:お金の計算をしっかりすることですかね。住宅設備を考える際にショールームに行くこともありましたが、いいものはすごくオシャレに見えるんです。やっぱり、「これがいいな」ってなっちゃいます。そうすると、みるみるオプション代が増えてしまいます。
奥さま:一番どこにお金をかけたいか優先順位をつけて進めましたね。
ご主人:あとは、「今は総額いくらですか?」と確認をすることですね。
奥さま:それから、プロの知識までとはいかないかもしれませんが、自分が納得できるまで情報収集はやったほうがいいと思います。そうしていなかったら、建てた後で「こうすればよかった」という気持ちになったと思います。実際にインスタグラムで見て、「こういうイメージにしたいです」と伝えて、取り入れたものもありますからね。
家づくりの一年半くらいの期間は、仕事をしながら土日は打ち合わせに行くというのが大変で妥協しそうになることもありました。でも、大きなお金がかかるものだし長く暮らすものだから、自分が納得いくまで調べてデザインもこれがいいと思えるまでやりました。家が完成して妥協せずにこだわり抜いてよかったなと思っています。