念願の防音室で夜でも楽器が楽しめるのでいつかは家族でバンドをしたいです。
瀬口様ファミリー
新居の一番のお気に入りポイントはどこですか?
ご主人:防音室です。家での楽器演奏は賃貸マンションで暮らしていては絶対にできませんからね。子どもにも演奏を教えているのでいつか家族でバンドができたらいいなと思っています。
奥さま:私もピアノをしていますし楽器が共通の趣味ということもあって、防音室は家を建てる際の必須事項で一番の希望でした。夜にカラオケをしたりピアノを弾いても響きません。
ただ、ドラムだけは少し響いてしまいますね。楽器屋さんからは「防音はしっかりしているから、今度はカーテンを吊るして吸音調整したほうがいいよ」というアドバイスをもらいました。
ご主人:まあ、ドラムは特殊な楽器ですからね。
奥さま:私のお気に入りポイントはキッチンです。かっこいいキッチンがほしくて黒を中心に、使いやすさじゃなくて見た目にこだわりました(笑)キッチンに使っているシルバーのクロスも、「初めて使用します」と言われた記憶があります。ちょっと冒険でしたけどやってよかったですね。金額を抑えて個性を出すにはクロスがいいと思います。
リビングの壁掛けテレビの裏にも個性的なクロスを使っていますけど、質感もあって部屋にしっかり馴染んでいます。写真で見るのと実際に見るのでは印象が違うクロスです。正直、実物を見た時は失敗したと思いました(笑)写真ではわからない細かい模様が入っていたので。でも、現場監督の津留﨑さんやクロス屋さんがテレビの配置も考えてクロスを調整してくれました。
ご主人:その辺りのことは全部任せていました。
奥さま:初めから「キッチンは私のお城だから絶対に口を出さないで」って言っていたんです(笑)るかちゃんはこのお家のどこが好き?
娘さん:お部屋が好き。
奥さま:いっぱいオモチャをなおせるもんね。お部屋っていうのはスキップフロアの下なんですけど、いずれ子どもが遊ばなくなったら押し入れとして使おうと思っているので、今はシールも好きに貼っていい、壁を黒板として好きに描いていい、秘密基地のようになっています。
色んなところにシールを貼られたり描かれたりするのは嫌ですけど、あれこれダメって言いたくないですし、片付けもこの場所なら楽ですからね。ちなみに息子の一番のお気に入りはスキップフロアです。
ご主人:最初はスキップフロアの上にアイアンフラットバーをつけようとしていたんです。
奥さま:でも、アイアンをつけると鬱陶しいような気がして、吹き抜けの窓からちょうど光が差すようにステンドグラスがほしいってお願いしたんです。リビングに横になって空を見たいという希望もあったので、大工さんと相談しながら窓やステンドグラスの配置にはこだわりましたね。ステンドグラスは私が自分で探して使ってもらいました。
他にも気に入っているところはありますか?
お父さま:私はこの部屋がいいですね。東側に大きく窓をとっていて、初めは「どうかな?」と思っていましたが、毎日朝日が見えるし月も綺麗に見えるし風景に変化がある。
お母さま:東側の窓はいいですよ。夏場の朝日は少し強く感じることもありますが、冬場は陽が射し込んで暖かいですしね。それから、玄関や洗面所やトイレの電気をセンサーでつくようにしてくれて便利ですね。持病もあってスイッチを押すのが苦手なので助かります。玄関を出たところは広いし、手すりもついているので出入りしやすいですね。
奥さま:私は2WAYになっている脱衣室です。二世帯で回遊できるようになっているんですけど、空間的にも気持ち的にもメリハリができる。話し合いの中で「お互いのプライバシーは尊重し合おう」となっていたからですね。
ご主人:お風呂の取り合いみたいな問題は、二世帯で暮らすとよくあるって聞くからですね。
奥さま:だから、最初は二階にシャワールームをつけようかって話もあったんです。でも、営業の糸永さんが「本当にいります?そこで金額が数十万あがっちゃいますよ」って聞いてくれて。冷静に考える時間をくれたので、「お風呂はひとつでやっていけるかも」って思えました。やっぱり二世帯って不安を感じる時期もあるんですよね。
ご主人:できあがってから「住まない」って言われないかとハラハラしていました(笑)我が家はうまくいっていますけど、二世帯の場合はご家庭ではどうか考えられたほうがいいかも知れませんね。
お父さま:昔はどこも兄弟の人数が多い大家族だったんですよね。特にうちはテレビの取材が来るくらいの大人数だったんです。でも、ここで暮らすまで二人暮らしだったからだんだん寂しくなる。この家で一緒に暮らせることは本当に神様からのプレゼントです。
暮らし始めて変わったと思うことはありますか?
奥さま:私の機嫌が変わった(笑)元気な子どもがいる状況で賃貸の二階に住んでいたので、足音や物音を気にしなくちゃいけなくて精神的にキツかったですね。この家では、「静かにしなさい」って怒らなくてよくなったので自分がホッとしています。
息子さん:走るところがいっぱいあるから楽しい!
ご主人:賃貸の時は「外に出よう」ってなっていましたけど家で過ごす時間が増えましたね。コロナが流行っていることもあって一番いい時期に建てたなと思っています。
お母様:前の家では重たく感じるくらい重ね着していましたが少なくなりましたね。足元に置いていた電気ストーブもいらなくなりました。エアコンを切って寝ても朝起きて寒くて辛いということもないですね。
住む前と後でイメージと違うところはありましたか?
ご主人:イメージ通りです。
奥さま:基本的にイメージ通りですけど、階段を登るとすぐに息子の部屋なので、そこで感じるリビングの音など、家の中の音の響きは思っていたよりも大きかったですね。
ご主人:確かに下の音が寝室のほうまで聞こえますね。
ご友人などの周りの方々からの評判はいかがですか?
奥さま:コロナもあって、友人をどんどん家に招いてという風にはできていませんけど、オーナー訪問に来てくださった方とお話していると「わあ、素敵」という感想をいただいています。
福津にあったモデルハウスを見て、取り入れたリビングのハンモックも「いいね」って言ってもらいます。いつかハンモックに座ってコーヒーを飲みながら本を読むのが夢なのですが、子どもたちが走り回ってなかなか実現しません(笑)今はハンモックよりYogiboですね。
前の家と比較して光熱費に変化はありましたか?
奥さま:前の家はガス代が高かったからオール電化にして若干安くなっていますね。
お母さま:ガス代の分は安くなっていますね。
奥さま:夏場は一日中どこかのエアコンはつけっぱなしなので、そう考えると安いと思います。私と子供部屋にはエアコンをつけて、二階の一番奥にある主人の部屋にはつけなかったんです。手前の子供部屋から主人の部屋に風を送る計画でしたけど無理があったと感じています。主人の部屋にエアコンをつけて子供部屋に流したほうがよかったかなと。
ご主人:日中に日が当たると少し暑く感じるからですね。
奥さま:そんなだから冬場は暖かいんです。日中は3時くらいまで暖房をつけなくてもポカポカしています。
引き渡し後のアフターサービスはいかがですか?
お母さま:引き渡し後にも困りごとがあるとすぐに対応してもらえます。
お父さま:気配りがいいですね。福岡工務店がここまで成長してきたのも納得です。家自体に問題があるわけではなくても対応してくれます。
奥さま:ちょっとした不具合があった時も、現場監督を担当してくれた津留﨑さんに連絡をすれば丁寧な対応で解決してもらっていますね。何かあると飛んできてくれる「一家に一台(ひとり)、津留﨑さん」って言っています(笑)
これから家づくりされる方にアドバイスをお願いします。
ご主人:ぜひ福岡工務店で建ててください。
奥さま:お気に入りを妥協しないことだと思います。私はそれがキッチンです。暮らしてみると思っていたのとは違うズレが出てくることもあります。でも、こだわってつくったキッチンを見るとホッとするんです。
二世帯ってこともあるかも知れませんけど、自分の居場所、自分のつくった空間にいるって認識できることが、自分の心を豊かに落ち着かせてくれます。擦り合わせながら中間をとる考え方もあると思いますが、違う人同士が同じ家に暮らすので、落ち着く場所も違いますからね。