「糟屋郡宇美町02」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】
こんにちは!5月24日(金)に、福岡県糟屋郡宇美町にて、上棟式と餅まき式を執り行いました。当日は、心配されていた雨は降らず、一日を通して絶好の晴天に恵まれました。スタッフや大工職人を和ませてくれた、お子さまのこうきくんの笑顔にも注目です。それでは、早速上棟式のレポートを行いたいと思います。▼午前7時30分ごろ、上棟式の心強い味方!ラフタークレーン車が到着。
▼その後、施主ご一家も到着。現場監督の古藤が、棟梁の田口を紹介。
▼挨拶が終わったら、次に本日の工事を行う建物のお清めをします。まず、田口大工がお塩を置きます。
▼続いて、古藤がお米を置きます。
▼最後にご主人とこうきくんのお2人で、お神酒を撒いていただきました。お塩→お米→お神酒の順で撒き、建物の四隅を清めて回ります。
▼四方のお清めが完了したら、これからの工事が無事に進むこと、そしてご家族のますますのご繁栄を祈念して「乾杯」です。。
▼午前8時、上棟作業がスタート。午後5時30分からの餅まき式へ間に合わせるため、いつも以上に大工職人たちの間で掛け声が飛び交います。まずは、建物の四隅に「通し柱」と呼ばれる、長い柱を立てていきます。
▼朝のうちは日差しも強くなく、上棟作業の立ち上がりをゆっくりとご覧いただく事ができました。
▼1階部分の柱が建ち上がったら、次は、梁を設置していきます。2階の床を支える大事な部分なので、柱よりもはるかに太く重量感のあるものがほとんどです。なので、ここからは、クレーン車も加わっての作業になります。
▼梁の設置が完成しました。写真右側に見える、大きな真四角の空間は「吹き抜け」用の空間です。
▼設置が完了した梁と柱を、金物で一か所ずつつなぎ合わせるように固定していきます。まずは、手で仮留めします。
▼1階部分では、「建て入れ直し」とよばれる作業を、泊豊大工と高田大工が行っていました。この作業では、家を支える重要な柱がきちんと垂直に立っているかを確かめます。家が傾かないようにする、とても重要な作業になります。
▼写真のように、赤い振り子がまっすぐ下を指すまで、柱の角度を何度も調整していきます。チェックが完了したところから、「仮筋交い」という部材を取り付け、正しい角度で固定していきます。
▼建て入れ直し、柱と梁の固定が完了したら、次は「床板の設置」です。
▼約10分ほどで、ほぼ床板が敷き詰め終わりました。
▼午前9時30分ごろ、作業開始から約1時間半ほどで、2階の柱まで作業が進みました。
▼次は、屋根を支えるための「梁」を掛けていきます。
▼1階同様に、綺麗な碁盤目のような枠組みが見えてきました。心地のいい天気にも後押しされ、まだまだ作業は続きます。
▼2階の柱にも、建て入れ直しが行われます。こちらは、ちょうどチェックが終わり、「仮筋交い」を柱に打ち込んでいる最中です。
▼建て入れ直しと同時進行で、屋根を支える柱「小屋束」の設置もはじまっていました。今回の住宅は、屋根が3か所あるお家。写真の小屋束はもっとも大きい屋根「大屋根」を支えるものです。
▼午前10時50分ごろ、ついに「棟木」の取り付けが始まりました。この棟木が付くと、「上棟」を迎えます。
▼約10分後、無事に取り付けが完了しました。これで、本日一番の目標「上棟」を迎えることができました。おめでとうございます。
▼上棟を迎えても、まだまだ作業は続きます。ここからは、屋根を支える大事な柱が垂直に立っているかどうか、高さ・角度を測ってチェックします。
▼ほかの小屋束にも同じチェックを行い、「かすがい」という金物を打ち込んで、素早く固定します。
▼2階部分では、「耐震面材」を泊豊大工がカットしていました。耐震面材は、揺れに強く、変形しづらい家を作るためには不可欠な補強材です。
▼田口大工は、耐震面材を取り付けるために差し込む「間柱」のカット中でした。木材ひとつにつき、ものの2分もかからず、綺麗に切り落とされていきます。
▼カットされた間柱を、小屋束同士の間に差し込んでいきます。こうすることで、間柱がある所に釘が打ち込めるので、耐震面材をより安定して取り付けられます。
▼午前11時40分ごろ、「垂木」の取り付けが始まりました。まずは、作業が進んでいる大屋根からスタート。
▼ちょうど12時すぎ、垂木の取り付けが完了。垂木がつくと、屋根の勾配やおおまかな形が見えやすくなってきます。
▼キリのいい所で、お昼休憩です。下に降りてみると、施主ご一家がお弁当を持ってきてくださっていました。
▼午後0時すぎ、待ちに待った昼食会がはじまりました。乾杯の前に、お客様を担当する住宅コンシェルジュの池田が、棟梁を改めてご紹介。続いて、ご主人より心温まるお言葉を頂戴しました。この後、全員で乾杯し、終始和やかな雰囲気で昼食会がおこなわれました。
▼昼食会のあとは恒例の現場見学会です。現場監督の古藤、設計の石田を中心に、建ち上がりホヤホヤのお家の中を見て回っていただきました。
▼1階では、お子さまのこうきくんと、代表の阿久津が楽しそうに遊んでいました。2人の様子を見守っていた大工職人たちも、思わず「ふふっ」と笑みをこぼしていて、とても和やかなお昼休みになりました。
▼午後1時50分ごろ作業が再開されました。引き続き屋根の施工に取り掛かります。今回の住宅は、他と比べて「軒」が長く設定されており、一部施工が変わります。まず、垂木の先端に「鼻隠し」と呼ばれる部材を取り付けます。
▼側面部分にも、鼻隠しを取り付けます。
▼取り付けが完了しました。
▼垂木と母屋の間に生じる小さなすき間には、現場発泡ウレタンを流し込み、気密性能を高めていきます。
▼発泡ウレタンの流し込みのあとは断熱材「キューワンボード」を取り付けていきます。
▼キューワンボードを隙間なく敷き詰めたうえから、専用の「気密テープ」を貼り合わせていきます。こうすることで、ボード同士の僅かな隙間から雨が入るのを防ぎ、気密性能の向上にもつながります。
▼屋根のフチには、通常使うものよりも幅が太いテープを貼り付けます。
▼古藤をふくめた工事課のメンバーも勢揃い!気密テープを一気に貼り付けていきます。
▼午後4時すぎ、「通気胴縁」が運び上げられてきました。いつもより長い軒先の分も考えながら、素早く通気胴縁を並べていきます。
▼専用の釘「パネリード」で打ち込み、固定まで完了しました。
▼いよいよ、上棟式の最終工程に取り掛かります。通気胴縁の上から、「野地板」を設置していきます。
▼午後4時40分過ぎ、野地板の設置し終わりました。この後、専門業者によって、防水シートを貼り付けていく「ルーフィング」と呼ばれる作業が行われます。
▼午後5時、いよいよ近づいてきた餅まき式の準備に取り掛かります。下に降りてみると、福岡工務店のスタッフが続々と集まってきていました。
▼時間が近づくにつれて、餅まき式に参加をしてくださる方々がどんどん現場に集まってきました。カメラのフレームに収まりきらないほど、たくさんの方が来てくださっていました。
▼午後5時30分、いよいよ餅まき式がスタート!まず、ご神前へ全員でご挨拶をします。
▼無事に上棟を迎えられたこと、そして餅まき式も行えたことをお祝いして、全員で乾杯。
▼今回はご主人とお父さまが足場に上り、お餅を投げます。記念すべき第一投は、お子さまのこうきくんへむけて…いきまーす。。
▼野坂と一緒に、無事お餅をキャッチしたこうきくんをパシャリ。大きいお餅をじっと見つめるお顔がすごく可愛らしいです。このあとは集まってくださった方をお招きし、全員参加で思いっきり楽しみます。。
▼写真は、ちょうど担当の池田、ご主人、お父さまが投げる瞬間を捉えたものです。中央のご主人の笑顔がとっても輝いています。
▼下もこんなに大盛り上がり。「こっちー!」「僕にもなげてー!」と元気のいいお子さま達の声が聞こえ、活気あふれる空間でした。
▼餅まき式の締めは、みんなで集まって記念撮影。この度の上棟式、誠におめでとうございます。ここから本格始動していく、家づくりをお楽しみください。
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