「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

こんにちは。先日の8月30日(水)、福岡市南区塩原にて上棟式を執り行いました。この日も朝から抜けるような青空が広がり、絶好の上棟日和です。そして、2日連続で行われる上棟式の2日目でもあります。それでは、早速レポートさせていただきます。▼午前7時50分ごろ。施主ご一家が到着し、現場監督の小屋町が棟梁の泊 豊(とまり ゆたか)大工を紹介します。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼早速、建物の四方のお清めが始まりました。まずは、棟梁の泊大工がお塩を置きます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼続いて、奥様がお米を置きます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼続けて、ご主人にはお神酒をかけていただきました。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼四方のお清めが終わると全員で、工事の安全を祈念してお神酒で乾杯します。カンパーイ。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼早速作業がはじまりました。まずは2階の天井部分まで伸びる柱「通し柱」を立てていきます。通し柱は、建物の四方に合計4本設置します。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼続けて、1階天井部分まで伸びる柱を立てていきます。柱は、土台に掘られた凹みはめ込みます。ここで登場したのが大工職人お手製の「さすまた」。さすまたを使って上から叩き込んでいきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼本日は、クレーン車が現場に入ってこられないので、全て大工職人による手作業になります。この住宅で、一番長い梁の設置が始まりました。重さは、軽く100キロ以上。7人がかりで持ち上げて、柱に固定します。大工職人の阿吽の呼吸で、あっという間に取り付けが完了しました。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼こちらも梁も大きいです。現場監督も手伝い、5人で持ち上げます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼大きな梁を掛け終わると、あとは2人1組になって小さめの梁を掛けていきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼梁の設置が終わると、続けて梁同士を専用の金物でしっかり固定していきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼1階の柱や梁の設置が完了すると、2階の柱や梁が運び込まれてきました。いつもならクレーンで行う作業ですが、本日は道路から1本1本手で運びこみます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼その頃1階では、棟梁の泊大工と高田大工が柱を垂直にする「立て入れ直し」の作業を始めました。柱に傾きが生じないように1本1本ミリ単位で確認していきます。もし、少しでも傾きがあると、高田大工が手に持っている「屋起こし器」で梁を押したり引いたりして、傾きを修正していきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼ピッタリ垂直です。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼1階には、2階の柱や梁、そして床板も運び込まれてきました。梁同士の固定が終わったタイミングで、まずは床板から設置していきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼続けて、柱を2階へ上げます。柱は比較的軽いので、左にいる高田大工が端っこを持っている状態で、右にいる施工管理部の高見が勢いよく振り上げ、上にいる現場監督の小屋町がキャッチするという形でおこなわれました。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼2階の柱の設置が始まりました。まずは、外側から柱を立てていきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼そして、「軒桁」は7人で息を合わせて持ち上げます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼ついに2階の天井部分の梁の設置まで完了しました。本日は、クレーンが無いにも関わらず時計を見るといつもどおりの時間です。大工職人の見事な連携プレーの賜物です。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼「小屋束」の設置が始まりました。小屋束を「かけや」で叩き込んでいきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼「母屋」や「棟木」の取り付けも完了し、この時点で無事に上棟を迎えました。続いて、それぞれの部材を「かすがい」で固定していきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼再び、部材の搬入が始まりました。現場監督の田之上が率先して荷揚げに加勢します。屋根に上げている部材は「垂木」です。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼その垂木を現場監督の小屋町が屋根の足場で受取り、屋根にいる大工職人に渡していきます。大工職人は、それを手際よく並べていきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼垂木の取り付けが始まりました。そして、母屋にズレがないかも確認します。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼母屋は専用のビスで母屋や棟木にしっかりと固定されます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼垂木の設置が完了すると外断熱材の「キューワンボード」の取り付けです。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼設置が終わると、キューワンボードとキューワンボードの間の繋ぎ目を専用の気密テープでしっかりと塞いでいきます。鏡のようなキューワンボードに空の青さが反射し、とっても綺麗です。いつもならキューワンボードの取り付けは、午後の工程が多いですが、この日の作業は非常に順調です。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼午後0時すぎ、施主おもてなしの昼食会がスタートしました。ノンアルコールビールを片手にみんなで乾杯です。美味しいお弁当を食べながら、話しが弾みます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼昼食会の後は、恒例の現場見学をしていただきました。今しか見ることができない貴重な風景です。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼楽しかった昼食会も終わり、午後の作業がスタートしました。午前中に敷き詰めたキューワンボードの上に、通気層を確保するための「通気胴縁」を並べていきます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼それを、専用のビスでしっかり固定。通気胴縁とキューワンボード、その下にある垂木までを1本のビスでガッチリサンドします。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼通気胴縁の設置が完了すると、屋根の下地となる「野地板」を少し余裕を持たせて敷き詰めていきます。余った部分は、最後にまとめてカットします。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼下に戻ってきました。1階の屋根では、ちょうどキューワンボードの取り付けが終わり、キューワンボード専用の気密テープで繋ぎ目を塞ぐ作業の真っ最中。3人の現場監督が連携して作業をおこなっていました。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼大屋根の野地板の設置も無事に完了しました。あとは1階の屋根に同様に野地板を設置して、大工職人による本日の行程は全て終了です。あとはルーフィング専門の職人の手によって、屋根の上に防水シートが貼られます。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから始まる家づくり、是非楽しまれてください。

「福岡市南区塩原01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】