「糟屋郡志免町03」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

こんにちは。７月６日(土)福岡県糟屋郡志免町Cにて上棟式を執り行いました。梅雨に入り、お天気の心配をしていましたが、この日は快晴。しかも夏日。絶好の上棟日和になりました。それでは早速、上棟式のリポートをさせて頂きます。。▼午前７時４５分。今回、上棟式をおこなう現場です。

▼午前8時頃、施主ご家族が現地に到着されました。棟梁の永留大工がご挨拶をさせていただきました。

▼ご挨拶が終わったところで、建物の四方を清める「四方固め」です。工事が無事行われるように、塩、お米、お神酒で清めました。

▼工事が始まる前に、施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念して全員で「乾杯。」です。

▼乾杯の後はいよいよ上棟作業が始まります。大工職人が一斉に所定の位置に、柱を建てていきます。

▼柱を建て終わると、続いて梁や胴差しと呼ばれる横架材の設置が始まります。「八戒棒(はっかいぼう)」と呼ばれる道具を使い、横架材を持ち上げます。

▼「かけや」という木槌で打ち込みます。

▼午前8時45分、大工職人たちの見事な技術と連携プレーで、梁の設置まで終わりました。続いて梁同士・または柱と梁を専用の金具で固定していく作業です。

▼工事部の中村は、気密処理を兼ねて、金物部分から熱が伝わらないように発泡ウレタンフォームを充填しています。地道な作業ですが、高断熱・高気密住宅のこだわりです。

▼同時進行で、一階では「建て入れ直し」の作業がはじまりました。立て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認する作業です。もし、少しでもズレている場合には、「屋起こし器」で調整していきます。

▼１階の柱が全て垂直になったら、２階の合板を敷いていくのですが、今回は土地の関係で手上げの搬入となりました。皆で協力し床合板を上げていきます。

▼２階の床が敷かれました。

▼１階と同様に２階も梁と胴差を設置。手際良く作業をすすめていきます。

▼小屋束の上には「母屋」という横架材がかけられ、一番高い横架材を「棟木」と言います。棟木が取り付けられた時点で「上棟」を迎えます。

▼小屋束と母屋には「かすがい」というホッチキスのような金物が取り付けられます。

▼大工職人が垂直をとっています。大工職人が声を掛け合い、母屋の通りが真っ直ぐになるよう施工します。

▼屋根の施工が進んでいる最中、2階では棟梁永留大工と泊大工が、下屋の作業を始められました。

▼屋根では、垂木の設置し、外断熱材のキューワンボードを一部設置したところで、お昼休憩です。

▼昼食会の後、図面と照らし合わせながら現場をご案内させて頂きました。

▼足場を登って、屋根付近で。。上から見える風景はいかがだったでしょうか。

この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。