「福岡市早良区03」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは(^^♪本日4月3日(水)福岡市早良区にて上棟式を執り行いました。ラフタークレーン車を使わない上棟でしたが、大工職人のテキパキとした仕事ぶりで作業は順調。朝から爽やかな青空が広がり、施主ご夫婦には上棟の様子をゆっくりご覧いただく事が出来ました。それでは早速上棟式の様子をリポートさせていただきます。
▼午前7時45分、今回上棟式をおこなう現場です。棟梁の渡邊大工が施主ご夫婦にご挨拶をさせていただきました。
▼午前8時、建物の四方を清める「四方固め」が始まります。工事が安全におこなえるように、お塩、お米、お神酒を順番に撒きました。
▼お清めの後は、施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念し、全員で乾杯です。
▼午前8時10分、上棟作業の開始です。もっとも長さのある「通し柱(とおしばしら)」から立ち上がっていきます。
▼通し柱に続いて、「管柱(くだばしら)」という柱を大工職人が一斉に立てていきます。
▼上棟作業が始まってなんと約10分で1階の柱が立ち上がりました。これから梁などの横架材を設置していきます。
▼今回はラフタークレーン車を使わないので、太い梁を大工職人5、6人がかりで持ち上げます。力持ちですね。
▼持ち上げた梁は、しっかりと柱に固定するために「かけや」と呼ばれる木槌で打ちこみます。
▼横架材の設置が終わると2階の床板を設置し、2階の柱を一気に立てます。
▼道路の方を見ると、ご夫婦が建物を出来上がっていく様子を見守ってくださっていました。
▼一方その頃、2階の「建て入れ直し」が始まりました。
▼「建て入れ直し」とは柱が垂直になっているか確かめる作業になります。
▼振り子の先が中心を差すときちんと垂直に柱が立っている証です。
▼屋根の高さまで登ってきました。屋根を支える柱、「小屋束(こやづか)」が設置され、さらにその上に「母屋(もや)」という横架材を取り付けます。
▼午前10時20分、すべての横架材が取り付けられました。一番高い位置にある横架材を「棟木(むなぎ)」と言い、棟木を取り付けたところで上棟の完了です。
▼午前10時半ごろ、施主ご夫婦と現場監督の小屋町は外構業者と打ち合わせ中です。どんなアプローチや表札が取り付けられるのか楽しみです。
▼「母屋(もや)」の上には、屋根を支える「垂木(たるき)」を設置します。そして現場監督の中村が垂木と母屋の隙間を「発泡ウレタン」で埋めていました。
▼このわずかな隙間を塞ぐことが、高気密な家になる秘訣です。
▼垂木の上に設置する断熱材「キューワンボード」が搬入されていました。
▼キューワンボードを1階から足場の大工職人へ手渡して、さらに2階にいる現場監督の木村へ渡す連携プレーです。
▼搬入したキューワンボードを屋根に貼りました。銀色の遮熱シートが太陽の光を反射します。
▼正午ごろ、上棟作業を一旦止めて、施主ご夫婦とスタッフと大工職人みんなで昼食会です。
▼昼食会後は、ご主人に2階まで登っていただき、図面の打ち合わせをさせていただきました。
▼午後1時50分、おいしいお弁当をいただき、体力もリフレッシュしたところで午後の上棟作業開始です。
▼キューワンボードの上に、屋根と断熱材の間の湿気を逃がす「通気胴縁」を設置します。
▼通気胴縁の上には屋根の下地となる「野地板(のじいた)」の設置です。
▼軒からはみ出た野地板は、大工職人がカットします。飛び散る木くずとの戦いです。
▼ルーフィング専門の業者によって、屋根の防水処理「ルーフィング」がおこなわれました。
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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