「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

一昨日4月28日(土)、福岡県大野城市にて上棟式を執り行いました。朝から綺麗な青空が広がり絶好の上棟日和。気温も昼にかけてグングン上昇して、ポカポカ陽気の中での作業となりました。それでは、早速上棟式の様子をリポートさせていただきます。。▼午前7時35分過ぎ、上棟式に欠かせないラフタークレーンが到着です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼施主ご一家が到着され、現場監督の古藤より、棟梁の泊 豊大工をご紹介。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午前8時頃、工事が安全におこなえるように、建物の四方のお清めがはじまりました。棟梁の泊大工を先頭に建物の四方を回ります。まずは、泊大工がお塩を置きます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼続いて、ご主人にはお米を置いていただきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼お清めの締めは、ご親族様が見守る中、現場監督古藤がお神酒をかけます。建物の四隅を回り、お米→お塩→お神酒の順で場を清めていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼四方のお清めが終わると、工事の安全と施主ご一家の益々のご繁栄を祈念して、全員で乾杯です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午前8時10分、上棟作業がスタートしました。まずは「通し柱」と呼ばれる、最も長い柱から立ち上げていきます。青のシャツが、棟梁の泊大工です。大工職人の思いを込めて立ち上げています。「これからの木工事、どうぞよろしくおねがいします。」

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼泊大工の見守る中、たくさんの大工職人によって手際よく次々と柱が立てられ、太くて長い梁が掛けられていきます。ヘルメット下にベージュのタオルを巻いているのは泊好樹大工。上棟式では親子大工職人ならではの息のあった作業を進めていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午前8時50分頃、2階の床を支える梁の設置がほぼ完了し碁盤目のようになりました。左手前の空間は、吹き抜けの空間です。高気密・高断熱の家だからこそできる吹き抜けの空間は、福岡工務店で家を建てる際には、ぜひ取り入れてほしい空間です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼梁の設置まで終わると、2階の床板を敷く前に、柱が垂直になっているか確認する「建て入れ直し」をおこないます。現場監督古藤立ち合いの中、ベテラン大工職人の泊大工と高田大工が担当します。柱に「下げ振り棒」を取付け、振り子が真下を指していればOK。少しでもズレていると高田大工が持っている「屋起こし器」を使って、ミリ単位で修正していきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼ピッタリ真下を指しています。この作業を主要な柱1本1本に対しておこないます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼泊好樹大工は、固定しています。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼柱が垂直に立っていることを確認したあと、2階の床板の設置がはじまりました。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼そして、たくさんの柱から立ち上がっていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼工事の進捗を現場監督古藤が真剣に見守る姿をパシャ。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼1階同様に2階の柱も建て入れ直しをおこなっていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼続いてクレーン車で屋根の木材が運ばれます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼2階の建て入れ直しが完了したら、次は屋根の施工に取り掛かります。大工職人が運んでいるのは、屋根を支える柱「小屋束」です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼屋根を支える柱が「小屋束」、そしてその上に横架材の「母屋」を載せ、一番高い位置にある横架材「棟木」を載せるとついに上棟を迎えます。午前11時50分ころ、写真の中央で作業している職人が棟木の取り付け中です。「上棟、誠におめでとうございます。」

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼棟木や母屋の取り付けが終わると、それぞれの部材を「かすがい」と呼ばれる金具で固定です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼土﨑篤郎大工は、小屋束と小屋束に雲筋交いを取り付けています。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼この頃になると、だんだん屋根の形が分かるようになってきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼土﨑大工は、小屋束が垂直になっているかチェックしていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼そして、正午ごろ、待ちに待った昼食会のお時間がやってまいりました。ワイワイ楽しい昼食会となりました。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼昼食会の後は、恒例の現場見学です。設計士の朴と現場監督の古藤がご家族を案内しました。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午後からは、垂木の設置がスタート。日本住宅ならではの木工事が綺麗です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼現場では、複数の作業が同時に進んでいきます。現場監督古藤は、隙間が生じやすい箇所にウレタンフォームを吹き付ける作業をおこなっています。気密・断熱性能を確保するためには非常に重要な工程です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼このようにたくさんの職人が作業中です。そして、屋根の形状がはっきり分かるようになりました。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼続いて福岡工務店ならではの外断熱材のキューワンボードが搬入されています。こちらは、ひな壇の土地に建築しますので、かなりの高さです。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼工事部の木村も加わり、大工職人が手際よくキューワンボードを張っていきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼繋ぎ目には、気密防水テープを張っていきます。これも高断熱・高気密住宅ならではの施工です。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼外断熱のキューワンボードをカットしています。細かい粉塵が舞っています。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼気密テープの施工が終わると、「通気胴縁」取り付けにはいります。この通気口があることで、屋根と断熱材の隙間にたまる湿気を外へ逃がすことができます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼専用のビス「パネリード」で全て固定していきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼上棟作業もいよいよ大詰め。「野地板」の取り付けがはじまりました。棟梁の泊大工を中心に大工職人3人並んで作業。野地板を敷いて、釘で固定していきます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼本日の一番最後の工程は、屋根に防水シートを敷き詰める作業です。この作業は専門のルーフィング業者の職人さんの手によって行われます。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

本日の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり。ぜひぜひ楽しまれてください。

「大野城市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

それでは、次回の現場リポートをお楽しみに(^^)/