「小郡市04」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【遣り方】
こんにちは。リポート担当の有村です。5月10日(月)晴れ。本日は、地鎮祭後の遣り方が行われた現場の様子を見ていきたいと思います。それでは早速リポートしていきましょう。▼本日の現場です。敷地の周りにぐるっと取り付けられている板は遣り方といいます。遣り方とは、工事を着手する前に、建物の正確な位置、寸法、直角、地盤の水平を出すなど、これから進む建築において非常に重要な基準となるものです。
▼こちらは遣り方の基準となる基準点と呼ばれる部分です。ここから直角90度を測っていき、きれいな四角を出していきます。これをもとに基礎工事が進んでいくため、ミリ単位で細かい調整が行われていきます。
▼導き出されたものをこの貫板と呼ばれる板に印をつけていきます。その際に、風などで崩れないように斜めに筋交いを取り付け固定しています。
▼こちら書かれている印は、50㎜の基礎断熱材、150㎜の基礎コンクリートの厚みという印です。90㎜と60㎜の間に稲妻マークが書かれていますが、ここが基礎の芯になるという印になっています。
▼こちらに書かれている「▲GL+550」とは、ここが設計GL(グランドライン)で、仕上がり予定地面から+550ミリの高さになるという意味の印です。
この後、根切り、砕石転圧と基礎工事が本格的に始まってきます。それでは次回のリポートをお楽しみに。