「福岡市西区07」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。
6月3日(土)晴れ。
本日は、福岡県福岡市西区にて上棟式を執り行いました。
今回は午前の作業を見ていきたいと思います。
それではさっそくリポートしていきましょう!
▼午前7時ごろ、大工職人や現場監督が集まり、上棟式の準備を行っていました。気合十分です!
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の古藤より、棟梁の土崎大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯しました!
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼続いて梁や胴差といった横架材の取り付けが始まりました。今回は手上げで持ち上げながら、かけやと呼ばれる木槌を使って丁寧に取り付けていきます。
▼並行して、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼こちらは「MIRAIE」の取り付けを行っている様子です。
MIRAIEとは、住友ゴム工業独自のテクノロジーで新開発した高減衰ゴムを採用、振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで地震の揺れを効率良く吸収する制震ユニットです。 これにより突然の地震や、その後も繰り返し発生する余震の揺れを効果的に吸収し続けることで家の損傷を軽減することができます。
▼1階の柱が全て垂直になったら、2階の床合板を敷く作業に移ります。
▼大工職人が作業している間に、現場監督や荷揚げ屋さんが、次に使う部材を二階に持ち上げていきます!
▼続いて、1階同様に2階部分の柱と横架材を取り付けます。
▼こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼並行して、耐力面材の取り付けも進んでいます。
▼続いて、屋根部分の施工に入りました。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。
▼続いて小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。
▼ここでお昼休憩となりました。
午後からの様子は、次回のリポートでお伝えしていきます。
お楽しみに~!