「那珂川市03」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。暑さが和らいで過ごしやすい気温の日も増え、秋らしくなってきましたね。昨日8月29日(水)に、福岡県筑紫郡那珂川町にて、上棟式を執り行いました。。当日は、施主ご一家の笑顔がたくさんあふれるとっても素敵な上棟式となりました！では、早速上棟式の様子をリポートしていきたいと思います。▼午前8時、施主ご一家が現場に到着しました。現場監督の小屋町と、棟梁の丸川大工がお出迎え。
▼お出迎えの後は、工事が安全におこなえるように、建物の四方のお清めがはじまりました。
▼丸川大工がお塩を置いたあと、お兄ちゃんにはお米を置いていただきました。
▼お神酒は、ご主人とお兄ちゃんの2人でかけていただきました。建物の四隅を回り、お米→お塩→お神酒の順で場を清めていきます。
▼四方のお清めが終わると、工事の安全と施主ご一家の益々のご繁栄を祈念して、全員で「乾杯」。元気な声が響き渡ります。
▼午前8時20分ごろ、上棟作業がスタートしました。スタンバイしていたラフタークレーン車も動き出します。
▼まず、柱の設置から取りかかります。柱を所定の位置に置き、外側→内側の順で立ちあげていきます。今回のお家は「平屋づくり」のため、2階建ての家に比べて1階がひろびろと作られています。。
▼当日は天気もよく、施主様には、上棟作業の最初からしっかりと見ていただく事ができました。
▼1階部分の柱と、屋根を支える「梁」の設置まで完了しました。写真中央にある大きな空間は「吹き抜け」です。高気密・高断熱の家だからこそできる吹き抜けは、家の中を明るくしてくれたり、空間をより広く見せてくれる効果もあります。開放感のある内装づくりにはもってこいですので、ぜひとも取り入れてみてくださいね。
▼梁の設置まで終わったら、次は柱と梁をがっちりと固定する「金具」の仮留めをしていきます。取り付ける箇所が多いので、大工職人・現場監督の全員で作業を進めていきます。
▼金具の仮留めと同時進行で行われているのはこちら。「建て入れ直し」です。柱が垂直になっているか確認する重要な作業で、柱に「下げ振り棒」を取付けて振り子が真下を指しているかをチェックしていきます。少しでもズレていたら、手前の大工職人が持っている「屋起こし器」を使っての修正が行われます。。
▼ピッタリ真下を指しています。この作業を主要な柱1本1本に対しておこないます。
▼建て入れ直しが済んだところから、道具を使って金具をしっかりと固定していきます。
▼小屋裏の床板を設置する前に、現場監督が「取り付けている金具は正しいものか」「取り付け忘れがないか」を厳しくチェック。
▼ロフトにあたる部分の床板を敷き詰めていきます。
▼屋根の施工に入りました。屋根を支える「小屋束」「母屋」が取り付けられています。
▼現場レポートにも何度も登場している、西大工をパシャリ。小屋束と母屋のチェックをしている最中でした。
▼一番高い位置にある横架材「棟木」も無事に設置され、上棟を迎えることができました。おめでとうございます。
▼棟木、母屋の取り付けが終わったら、小屋束に対して「建て入れ直し」が行われます。下げ振り棒から「水準器」に持ち替え、大工職人数人がかりでチェックしていきます。。
▼ロフトを支える柱にも、建て入れ直しが行われていました。こちらは西大工が担当しています。
▼建て入れ直しが無事に終わり、「垂木」の設置がはじまりました。
▼垂木の設置が終わり、屋根の形がすこしずつ見えてきました。さて、もうすぐ待ちに待った昼食会の時間です。
▼午後0時すぎ、お楽しみの昼食会がはじまりました。乾杯の前に、ご主人から心あたたまるお言葉を頂戴しました。
▼温かい気持ちをそのままに、全員そろってカンパーイ。美味しいお弁当をいただきながら、楽しい会話しが絶えない賑やかな昼食会となりました。
▼昼食会のあとは記念撮影をおこないました。お兄ちゃんは、なんとクレーン車に。操縦を担当する職人から、かっこいいサングラスを貸してもらい…
▼2人で一緒に…はい、チーズ。ちょっぴり照れた笑顔がとっても印象的でした。
▼記念撮影の後は、現場見学です。現場監督の小屋町と設計の石田が、現場をご案内しました。
▼お兄ちゃんも現場の様子に興味深々…。
▼楽しかった昼食会も終わり、午後1時50分ごろ作業再開です。断熱材「キューワンボード」を垂木の上に敷き詰めていきます。
▼敷き詰めおわったところから、キューワンボード同士を「専用の気密テープ」でふさいでいきます。
▼気密テープの施工が終わると、「通気胴縁」の取り付けに移ります。通気胴縁を取り付けて通気口をつくる事で、屋根と断熱材の隙間にたまる湿気を外へ逃がすことができます。
▼上棟作業もいよいよ大詰め。「野地板」の取り付けがはじまりました。
▼この日一番最後の工程は、屋根に防水シートを敷き詰める作業です。この作業は専門のルーフィング業者の職人さんの手によって行われます。この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり。ぜひぜひ楽しまれてください。
