「福岡市早良区百道01」注文住宅現場リポート⑥【上棟式】

こんにちは。先週の金曜日と土曜日は、2日続けて上棟式を執り行わせていただきました。夏本番を迎えた今回の上棟式。気温も朝からぐんぐん上昇し、熱中症に注意しながらの作業となりました。お施主様におかれましても、暑い中見学をしていただき誠にありがとうございました。それでは、7月29日土曜日におこなった上棟式の模様をリポートさせていただきます。▼午前7時30分ごろ、いつもだと上棟式には欠かせないラフタークレーンの到着を待つのですが、周辺の道路幅が狭いため資材は全員で丁寧に手搬入していきます。後は、施主の到着を待つばかりです。

▼そして、午前7時45分ごろ、施主ご一家もご到着。現場監督の小屋町より、棟梁の松浦大工を紹介させていただきました。いつも笑顔で対応してくれる温厚な人柄が素敵な大工職人です。現場監督や大工職人からの信頼も厚く、早速、家の完成が楽しみになりました。

▼施主ご一家が到着すると、建物の四方のお清めを始めます。まずは、棟梁の松浦大工がお塩を置きます。

▼続いて、奥様がお米を置きます

▼そして、ご主人様にはお神酒をかけていただきました。

▼四方のお清めが終わると、工事の安全と施主ご一家の益々のご繁栄をお祈りして全員でお神酒で乾杯です。カンパーイ。

▼早速、2階の天井部分まで伸びる「通し柱」を立てていきます。通し柱は家の四隅に設置します。

▼続いては、「胴差し」と呼ばれる部材を柱の上に載せていきます。太くて非常に重い部材なので、3人がかりで一気に持ち上げます。まずは、「八戒棒(はっかいぼう)」と呼ばれる道具を部材にはめ込みます。

▼「せーの。」という掛け声で一気に持ち上げます。

▼柱が立ち、梁や胴差しといった部材の設置も完了すると、それぞれの部材を金物で固定していきます。

▼梁が碁盤目のようにきれいに並びました。

▼梁の設置が完了すると、1階では建て入れ直しが始まります。柱1本1本に「下げ振り棒」と呼ばれる道具をあてて、柱が垂直になっているか確認をしていきます。

▼ピッタリ垂直です。

▼仮留めされた金物は、「電動インパクト」で、全てのボルトを締め上げていきます。

▼現場監督の田之上と小屋町が、確認打ち合わせしています。2人の信頼関係は厚く、安心感があります。

▼次は、小屋束が垂直になっているか、「下げ振り」を使って確認していきます。

▼2階では、和室部分の細かい作業が続きます。

▼続いて、クレーン車が入らな為、耐力面材を手搬入していきます。

▼ちょうど正午頃。ここからは、待ちに待った昼食会のお時間です。昼食会は、担当コンシェルジュの増田による司会でスタート。まずは、増田からは今日に至るまでの経緯を簡単にご説明させていただき、棟梁の松浦大工を改めて紹介。そして、施主のご主人よりご挨拶をしていただき、現場監督の阿久津の乾杯発声と続きました。

▼昼食後は、現場監督の小屋町と設計士の平山より、進捗具合や間取りの説明させていただきました。

▼午後1時半頃、屋根に使用する外断熱材の「キューワンボード」を狭い路地を通り手搬入。現場監督小屋町も手伝います。

▼2階では、床板を敷き終わり、柱の設置が進んでいきます。

▼1階同様、八戒棒を巧みに操り、梁や軒桁といった部材を次々に設置します。

▼笑顔がこぼれながらも真剣なまなざし。

▼柱の上に梁が設置されると、1階同様にそれぞれの梁を金物で固定していきます。

▼バルコニーです。柱が垂直になると「仮筋交い」で柱同士を固定していきます。仮筋交いには、最低3か所に釘を打って、傾かないように固定していきます。1階同様、柱1本1本に「下げ振り棒」と呼ばれる道具をあてて、柱が垂直になっているか確認をしていきます。

▼とても広いバルコニー工事も進めます。

▼午後3時ごろ、屋根の部分を残し本日の上棟式の作業が終わりました！

▼本日の現場リポートはここまで。この後屋根工事の「小屋束の設置」「棟木の設置」「野地板の設置」をして、防水シートを設置するルーフィング作業と続きます。この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。