「福津市宮司元町01」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんばんは。昨日、9月30日(金)、福岡県福津市宮司元町にて上棟式を執り行いましたので、その模様をリポートいたします。地鎮祭リポートの際にもお伝えしましたが、今回の現場は、福岡工務店では珍しい事務所の建築となります。しかも、高気密高断熱の高性能住宅と同じ仕様の事務所です。さらに。場所が嵐が出演した日本航空のCMに出てくる宮地嶽神社の参道沿いです。大きなしめ縄があることでも有名ですよね。宮地嶽神社にお越しの際は、ぜひ建築現場もご覧ください。▼午前7時30分ごろ、上棟式の準備が整いました。あとは施主の到着を待ちます。
▼午前7時40分ごろ、施主の中村様のご到着です。棟梁の高田大工よりご挨拶をさせていただきました。
▼その直後、上棟式には欠かせない名脇役。ラフタークレーンの到着です。
▼午前8時になりました。工事の安全と無事竣工することを祈念して、建物の四方をお清めしていきます。本日のお神酒は、宮地嶽神社のご神酒です。ラベルがカッコいいです。
▼まずは、高田大工が建物の四方にお米を置きます。
▼続いて現場監督の田之上がお塩を置きます。
▼続いて、施主の中村様がお神酒をかけます。
▼四方のお清めが終わると、全員で乾杯。
▼四方のお清めが終わると、早速上棟作業がはじまりました。まずは、建物の外に仮置きしていた部材をクレーンで一気に運び入れます。
▼2階の天井まで伸びる長い柱は「通し柱」と呼ばれる柱です。これは2人がかりで立てていきます。
▼大きな梁がたくさん横たわっています。今回は事務所ということで、長期優良住宅ではないため、長期優良住宅仕様では使うことができない長い梁も使えるようになっています。これは、広い室内ができそうですよ~。ちなみに性能は、高気密高断熱の高性能住宅と同じ性能を有しています。
▼柱に梁を固定しています。泊親子による共同作業です。
▼先ほど並べられていた梁が、クレーンで吊るされて固定されていきます。この太い梁は圧巻の一言です。
▼「かけや」と呼ばれる木槌をつかって、打ち込んでいきます。
▼続いて、先ほど取り付けた梁に小屋町現場監督がなにやら金物を取り付けています。これは滅多に見ることができない金物で「梁受け金物」と呼ばれる金物です。専用のビスをつかって何本もビスを打っていきます。
▼そして、その金物に梁を設置してかけやで打ち込んでいきます。
▼そして、さらに金物で強固に固定していきます。下の階が事務スペースとなっているため、柱を設置できないため、こうして大きな梁同士で2階の床をささえるようになっているのです。
▼2階床の土台ができあがってきました。
▼そのころ1階では、ベテラン大工職人の棟梁の高田大工と泊大工が「建て入れ直し」の作業を始めていました。建て入れ直しの作業をおこなうことで、建物をしっかり垂直にすることができ、とても重要な作業です。
▼1階の大空間です。こちらは事務スペースになります。
▼建て入れ直しの作業が完了すると、一気に2階の床板を敷き、釘で固定していきます。
▼2階も1階と同様に柱を立て、梁をかけ、さらに建て入れ直しをおこないます。
▼作業は屋根に移ります。ここまでくるといよいよ上棟が近づいてきました。屋根を支える「小屋束」を立てていきます。
▼ここでも垂直になるように「下げ振り」に定規をあてて、ミリ単位で確認していきます。
▼部材が所定の位置に取り付けできたか、ズレはないか、現場監督の田之上も慎重に確認していきます。
▼そして正午ごろ、ついに上棟を迎えることができました。このころになると、降っていた雨も完全にあがって、時折日差しが射し込むようになりました。
▼無事に上棟を迎えることができると、みなさんお待ちかねの昼食会に移ります。今回、施主になられる事務所さまから、豚汁まで用意していただきましたよ。とっても美味しそうです。。
▼昼食会はとっても和やかな雰囲気で始まりました。住宅コンシェルジュの占部が司会を務め、棟梁の高田大工を改めて紹介させていただきました。
▼続いて、施主の社長様からのご挨拶です。建築に至る経緯や想い、そして建築中の事務所に対する期待など、熱心に語っていただきました。この後、全員で乾杯し、昼食会のスタートです。
▼楽しかった昼食会も終わり、午後1時30分ごろ、午後の作業がスタートです。午後は、屋根の工事をメインにおこないます。外断熱材のキューワンボードが運ばれています。この反射を見ていただいて分かるように、キューワンボードには遮熱対策が施されたアルミ素材で全面覆われています。このアルミ素材のおかげで、通常の外断熱材より断熱性能が大幅に向上しております。
▼なにやら確認中の木村現場監督を発見。施工中は常に図面と照らし合わせ確認しながら作業を進めます。
▼手前の屋根の断熱材を張り終えたようです。ツルツルのピカピカです。
▼田之上現場監督は、スケール(巻き尺)を部材にあてて、カメラで撮影し記録を残していました。竣工すると見えなくなってしまう為、屋根や壁の中など、施工中のこうした記録は非常に大事な作業になります。
▼撮影を一通り終えると、再び大工職人と一緒に作業をおこないながら、細かいチェックをしていきます。
▼あらかじめ余裕を持たせて張り付けておいた外断熱材をカットしていく工程です。カットする部分が分かるように「墨だし」をおこない、線をひいていきます。
▼断熱材のカット面には、こうして気密テープで塞いでいく作業もおこないます。
▼午後3時50分ごろ、外断熱材の上に「通気胴縁」と呼ばれる空気層を確保する木を取り付けていきます。
▼屋根には、さらに「野地板」を敷き、ルーフィングをおこなって、屋根材を固定していく流れになります。
▼今回の現場リポートは、ここで終了です。最後に宮地岳と鳥居を入れて、建物全体の写真を撮影してみました。
。写真をご覧いただき、ピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、来る11月12日(土)餅まきをおこなわせていただきます。ご近所にお住まいの方は、ぜひぜひお越しください。お菓子やおもちゃなど、たくさん用意してお待ちしております。
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