「福岡市南区16」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】
こんにちは。5月28日(火)に福岡県南区にて上棟式を執り行いました。前日夜～朝方降った雨も無事上がり、いつもより涼しい中、滞りなく作業を進めることが出来ました。それでは早速、上棟式の様子をリポートさせて頂きます。▼午前7時45分、今回上棟式をおこなう現場です。棟梁の丸川大工が施主ご夫婦にご挨拶をさせていただきました。
▼午前8時、建物の四方を清める「四方固め」が始まります。工事が安全におこなえるように、お塩、お米、お神酒をまきます。
▼午前8時5分、これから始まる工事の安全そしてご家族の家内安全を祈り、「乾杯。」です。
▼乾杯の後は上棟作業のはじまりです。大工職人が一斉に柱を所定の位置に建てていきます。
▼今回はクレーン車なしの手運びの上棟式です。大工職人みんなで息を合わせ、柱の上に梁や胴差などの横架材を設置します。
▼設置した梁は「かけや」という木槌で打ち込みます。
▼午前8時30分、約30分で1階の柱と梁を組み終わりました。続いて梁同士・または柱と梁を「専用の金具」で固定していく作業です。
▼一方その頃、1階の「建て入れ直し」が始まりました。
▼「建て入れ直し」とは柱が垂直になっているか確かめる作業になります。振り子の先が中心を差すときちんと垂直に柱が立っている証です。
▼1階の柱が全て垂直になったら、2階の床板を敷いて、手際よく作業をしていきます。
▼2階の床板ができたところで、2階の柱を搬入です。下から2階にいる大工職人に手渡します。
▼午前10時、上棟スタートから2時間でここまで進みました。ここから屋根の施工が始まります。
▼着々と作業が進む中、2階では丸川大工が何やら造作中です。
▼木材がきれいにピッタリはまってます。1階の屋根部分の造作作業前に耐力面材を貼る為の柱でした。この後、面材を貼ってしまう為、見えなくなってしまうのですが、このように細かく美しい作業は大工職人の腕の見せ所ですね。
▼一方、2階では「母屋」という横架材がかけられ、一番高い横架材を「棟木」がかけられました。棟木が取り付けられた時点で「上棟」を迎えます。
▼屋根の垂木の作業も進みます。
▼現場監督の中村が、垂木と母屋の間に生じやすい隙間を「発泡ウレタン」で埋めていました。高気密にこだわる福岡工務店の家は、細かな気遣いとバツグンの施工技術によって支えられています。
▼垂木の設置が終わると、続けて外断熱材のキューワンボードを取り付けます。この断熱材には、銀色に光り輝くアルミ素材のシートが貼ってあり、遮熱効果があります
▼キューワンボードを設置し終えたら、ボード同士の間を「専用の気密テープ」でぴったりと塞いでいきます。ここも、高気密・高断熱にこだわる福岡工務店ならではの工夫がつまっているポイントです。
▼片面の屋根の断熱材が設置できたところで昼食会です。施主ご家族と福岡工務店のスタッフと大工職人でお弁当をいただきました。
▼しゅんすけくん、たいきくんは、ヘルメットをかぶってパシャリ。
▼おいしいお弁当を頂いた後は、設計士の石田が図面と照らし合わせながらご案内させていただきました。
▼お昼休憩後は、キューワンボードの上には、通気層を確保する「通気胴縁」の取り付けです。
▼皆で協力して、「野地板」上げます。
▼上棟式で大工職人がおこなう最後の工事「野地板」の設置です。取り付けた、通気胴縁に合わせて、しっかりと板を固定していきます。
▼この後は、専門の業者による防水シートの設置、「ルーフィング作業」も行われました。
▼一方、棟梁の丸川大工は、1階屋根の作業前に、耐力面材、キューワンボードの設置も終え、屋根の部分の作業を同様にとりかかっていました。
▼上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
