「福岡市南区12」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】
こんにちは(^^♪本日は午前中に少し雨が降りましたが、お昼にはすっかり止み、大工職人の作業にも差し支えることなく順調に工事が進んだ上棟式となりました。さて、本日2月9日(土)福岡市南区にて上棟式を執り行いました。それでは、早速上棟式の様子をリポートさせていただきます!▼午前7時40分ごろ。上棟式には欠かせないラフタークレーンも到着。あとは施主ご一家の到着を待つばかりです。
▼施主ご一家が到着すると、棟梁の渡邊大工の紹介と建物の四方を清める「四方固め」が始まります。
▼工事が安全におこなえるように、お塩、お米、お神酒を順番に撒きました。
▼お清めの後は、施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念し、全員で乾杯です。
▼午前8時15分、上棟作業の開始です。もっとも長さのある「通し柱(とおしばしら)」から立ち上がっていきます。
▼通し柱の次に「管柱(くだばしら)」を立て、梁の設置に取りかかります。
▼柱が垂直になっているか確かめる「建て入れ直し」が始まりました。この作業はとっても重要なので棟梁の渡邊大工が責任をもって確認します。
▼1階で建て入れ直しをおこなっている最中、2階では、梁と梁を金物を仮留めする作業も同時平行します。
▼金物の設置が終わると、2階の床板を敷き詰めていきます。
▼1階と同様に、大工職人全員で2階の柱を立てていきます。
▼大きな梁はクレーン車も協力して設置し、両サイドの大工職人が「かけや」と呼ばれる木槌ではめ込みます。この時が一番雨が降った時でしたが、運動神経抜群の大工職人はへっちゃらです。
▼渡邊大工が金物を取り付けている部材は、地震などによる建物の変形を防いでくれる「火打ち梁」と言い、構造上とても大切になります。
▼梁の上に短い柱を取り付けています。これは屋根を支える柱「小屋束」という部材です。
▼小屋束の上に横架材を載せていきます。その中で、一番高い「棟木(むなぎ)」の取り付けが完了するとついに上棟を迎えます。
▼先ほど取り付けた横架材の上に、つづいて「垂木(たるき)」が掛けられます。
▼表面に遮熱対策用としてアルミ素材が貼られている「キューワンボード」という断熱材の設置していきます。
▼キューワンボードの継ぎ目には「気密テープ」というこれまた専用の気密テープを貼って、全ての隙間を塞いでいきます。
▼作業は一旦ストップし、昼食会のお時間です。施主ご一家、大工職人、福岡工務店のスタッフみんなで美味しいお弁当をいただきました。
▼お腹が満たされたところで、設計の朴を中心に現場見学会です。2階にのぼっていただき、図面と照らし合わせながら、間取りを確認していきます。
▼キューワンボードの上に「通気胴縁」を取り付けるところから午後の作業スタートです。
▼通気胴縁を専用のビスで固定していきます。この長いビスは、キューワンボードを貫通して、その下の垂木まで伸びます。通気胴縁、キューワンボード、垂木を一体的に固定できるビスです。
▼通気胴縁の取り付けが終わると、大工職人の本日最後の作業「野地板(のじいた)」が搬入されました。
▼軒からはみ出た野地板は現場でカットします。このように上棟作業を進めながら、カットする位置を慎重にマーキングしていきます。
▼こちらでは大工職人がカットした端材が下に落ちないよう、現場監督の古藤が協力します。飛び散る木くずが苦しそうです。
▼野地板の設置が終わるとここからはルーフィング専門の業者によって、屋根の防水処理「ルーフィング」がおこなわれました。
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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