「太宰府市国分02」注文住宅現場リポート⑥
9月19日(火)曇り。時々晴れ。台風が日本縦断した3連休もあっという間に終わりましたね。秋の涼しさはどこへやら・・汗ばみます。福岡市東区より太宰府市へ移動。前回リポートは、棟梁不在のため外からのリポートだけでしたので、本日はしっかりリポートさせて頂きます。上棟式より16日目です。福岡県太宰府市国分の現場です。▼本日の現場です。養生ネットは束ねられ、台風対策が取られています。前回はブルーシートだった外壁も耐力面材張りが進み、1階は窓が入っています。台風対策が取られているのでよく分かりますね。
▼南側の様子。
▼それでは、足場を上がります。コロニアル葺き屋根です。
▼北側屋根部分です。グレイのシートは、アスファルトルーフィング。防水の役目があります。少し離れているので、足場から長さを測ることが出来ませんが、福岡工務店では、250ミリ以上の巻き返しです。長さが短いと隙間からの雨漏りや雨漏りが原因で釘などの金属も錆びたりします。巻き返し250ミリ以上は、とても大事です。外壁工事が入る前の貴重な撮影となりました。
▼基礎と耐力面材張りの様子です。こちらは、外断熱住宅ですので基礎のパフォームガードと耐力面材の様子がよく分かります。この後、外断熱のキューワンボード張りが施されます。
▼玄関ドアが付きました。
▼1階全体です。耐力面材が進み窓が入っています。2階から音がしています。
▼斜めの木は「筋交い」です。筋交いは、家の柱が横方向に傾くのを防ぐ重要な柱です。現在では、プレカットによる工場での加工が主流となっていますが、福岡工務店では、大工さんによる加工にこだわっています。
▼上記の筋交いプレートをアップ。こちらも、2016年7月号の「クイズ欠陥住宅~金物編~」でも掲載しています。地震に強い家を造るうえで、金物は非常に重要な役割を果たします。筋交いに対しては、筋交い用の専用金物を、既定のビス、既定の本数を取り付けなければなりません。福岡工務店では、現場監督がしっかり金物検査を行います。
▼脚立用梯子を上がります。
▼2階全体の様子。先ずは、新たに棟梁を務めることになった山崎大工にご挨拶させていいただきます。「こんにちは~お疲れ様です。今後、現場リポートさせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。」山崎大工は、窓枠の下地作りの真っ最中です。
▼「おっ。」斜めの金物は、「鋼製火打梁」。「火打梁」は、小屋組の隅に入れる斜材で、地震や台風時に発生する水平力による変形を防ぐ役目があります。このような部分は、工事が進むと見えなくなりますね。
▼木材をカット。
▼こちらは、吹き抜けです。
▼バルコニーです。
それでは、次回のリポートをお楽しみに(^^)/