「春日市04」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは(^^♪日中の気温も下がり、ススキの穂が秋風になびてすっかり秋めいてきました。さて、昨日9月26日(水)福岡県春日市にて上棟式を執り行いました。それでは、早速上棟式の様子をリポートさせていただきます！▼午前7時40分ごろ。上棟式には欠かせないラフタークレーンも到着。あとは施主ご一家の到着を待つばかりです。
▼施主ご家族が到着。早速、棟梁の泊好樹大工を先頭に建物の四方を塩、米、お神酒でお清めしていきます。好樹大工がお塩を置きます。
▼続いて、奥様がお米を置きます。
▼最後は、ご主人がお神酒をかけます。
▼四方のお清めが終わると、一度大工職人や現場監督が全員集まり「さあ、全員で乾杯です。」現場監督の小屋町が音頭をとり、施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念しました。
▼大工職人がたくさんいて一見混み合って見えますが、それぞれ役割分担しながらテキパキと作業が進みます。
▼柱が立つと、続いて「梁」を掛けていきます。クレーンで吊った状態で、柱と梁の凹凸を合せていきます。
▼2階の床を支える骨組みが出来上がりました。
▼1階の天井部分に「梁」や「胴差し」といった部材が掛け終わると、「建て入れ直し」と呼ばれる作業がスタートしました。建て入れ直しは、柱が垂直になっているか確かめる重要な作業です。ここでは、ベテラン大工職人の泊豊大工と高田大工が担当します。
▼バッチリ垂直。
▼1階で建て入れ直しをおこなっている最中、2階では、梁と梁を金物を仮留めする作業も同時平行します。
▼続いて、分厚い「構造用合板」を敷き詰めていきます。
▼2階の床板を敷き終わると、1階同様に柱を立てていきます。
▼2階の天井部分の骨組みもほぼ完成です。
▼「おやっ。」2階天井にも構造用合板を張っています。こちらは、小屋裏収納部分です。
▼続いて屋根の施工に入ります。屋根を支える柱「小屋束」を立てたあと続いて、小屋束の上に「母屋」や「棟木」といった横架材を載せていきます。
▼そして、一番高い棟木の取り付けが完了するとついに上棟を迎えます。
▼そして、先ほど取り付けた母屋の上に、つづいて「垂木」が掛けられます。
▼垂木が取り付けられると、現場監督の古藤が「軒桁」と「垂木」の隙間に「現場発泡ウレタン」を吹き付けはじめました。ここは、もっとも隙間が生じやすい部分になるため、現場監督自ら施工し住宅性能を高めます。
▼そして、12時半ごろ、待ちに待った昼食会のお時間がやってまいりました。工務店のスタッフや現場監督、大工職人、施主ご一家の全員が集まってワイワイ楽しい昼食会となりました。
▼昼食会後は、恒例の現場見学会です。図面と照らし合わせながら、間取りを確認していきます。
▼午後2時頃、楽しかった昼食会も終わり、午後の工程がスタートです。午後は、外断熱材のキューワンボードの施工から取り掛かります。
▼キューワンボードとキューワンボードの繋ぎ目には、「気密テープ」を貼っていきます。
▼キューワンボードの固定が終わったら、「通気胴縁」の設置に移ります。
▼通気胴縁は、空気の通る層を確保するためと同時に、キューワンボードを垂木と通気胴縁で強固に挟んで固定する役割も持っています。
▼本日、大工職人がおこなう最後工程、「野地板」の施工です。先ほど取り付けた通気胴縁に固定していきます。
▼野地板の設置が終わった後は、ルーフィング専門の業者によって、屋根の防水処理「ルーフィング」がおこなわれました。ここまでで、本日の上棟作業は全て終了となります。
この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。
