「福岡市南区柏原04」注文住宅現場リポート⑤
12月26日(火)晴れ。本日は、南区3現場・早良区・西区の5現場のリポートをさせていただきます。北日本では、爆弾低気圧で大寒波と台風並みの風が吹き荒れているようです。どうか、2018年お正月には穏やかなお天気になりますように・・福岡市南区柏原の現場です。こちらの現場の年内リポートは最後となります。12月23日の上棟式、誠におめでとうございます。▼本日の現場です。現場監督の古藤と棟梁の泊好樹大工が、打ち合わせ中です。私がくる30分前まで屋根工事中だったそうです。リポート出来ず残念・・なんと。こちらの屋根は、瓦葺きなんですよ。
▼早速足場を上がります。玄関屋根工事が進んでいます。緑のシートは、アスファルトルーフィングで、防水の役目があります。少し離れているので、足場から長さを測ることが出来ませんが、福岡工務店では、250ミリ以上の巻き返しです。長さが短いと隙間からの雨漏りや雨漏りが原因で釘などの金属も錆びたりします。巻き返し250ミリ以上は、とても大事です
▼更に一番上まで上がります。日本住宅ならではの瓦葺きがとても落ち着きます。
▼屋根下をパシャ。
▼インナーガレージです。
▼とても広い玄関ポーチです。
▼それでは、中に入ります。筋交い工事と金物取り付けが進んでいます。斜めの木が「筋交い」です。筋交いは、家の柱が横方向に傾くのを防ぐ重要な柱です。現在では、プレカットによる工場での加工が主流となっていますが、福岡工務店では、大工さんによる加工にこだわっています。
▼筋交いの中心をアップ。
▼筋交いプレートです。地震に強い家を造るうえで、金物は非常に重要な役割を果たします。筋交いに対しては、筋交い用の専用金物を、既定のビス、既定の本数を取り付けなければなりません。福岡工務店では、金物検査では現場監督がしっかり検査を行います。
▼続いて、2階へ。バルコニーです。
▼ブルーシートで覆われていますが、よく見ると窓枠が進んでいます。
▼天井は、キラキラのキューワンボードが光っています。
▼「おっ。」斜めの金物は、「鋼製火打梁」。「火打梁」は、小屋組の隅に入れる斜材で、地震や台風時に発生する水平力による変形を防ぐ役目があります。
▼1階へ降ります。こちらは、2階バルコニーの軒下でもあるテラスです。
▼基礎と土台の間に黒く見えるのは基礎パッキンです。基礎パッキンは、床下の換気をよくすると共に、基礎と土台の縁を切り、コンクリートが吸った湿気を土台に上げない役目があります。。
▼1階では、朝の休憩中です。ここでもコーヒーを頂きました。心までほっくりしますね。御馳走様でした。この後、棟梁の泊好樹大工と現場監督の古藤は打ち合わせ中にはいりました。
それでは、皆さまいいお年をお迎え下さい。来年のリポートをお楽しみに(^^)/