「福岡市城南区08」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは。リポート担当の平野です。10月29日(土)晴れ。
本日は、福岡市城南区にて上棟式を執り行いました。
今回の記事では、午前の部にフォーカスしてリポートしていきたいと思います。
お昼までにどこまで作業が進むのでしょうか?
是非最後までご覧ください(*^^*)
▼午前7時ごろ、続々と大工職人たちが集結し、上棟式の準備が進められています。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の古藤より、棟梁の永留大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯しました🥂✨
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼土台から軒桁まで継ぎ目なく通る『通し柱』は2人掛りで立てていきます✨
▼続いて梁や胴差といった横架材の取り付けが始まりました。
長い棒は「八戒棒(はっかいぼう)」と呼ばれる棒です。取り付けにくい場所は、八戒棒支えて打ち込んでいきます。
▼また、横架材は重量があるため、クレーンで持ち上げながら、かけやと呼ばれる木槌を使って丁寧に取り付けていきます。
▼横架材の取り付けが完了し、金物を取り付けていきます。
▼横架材の取り付けが完了すると、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼たいち君も下から工事の様子を見守ってくれています😊👍
▼1階の柱が全て垂直になったら、2階の床合板を敷く作業に移ります。床合板は墨つぼで印付けをした線に沿って敷いていきます。
▼1枚1枚丁寧に釘を打ち込んでいきます。
▼その頃、下では現場監督たちが次々に運ばれてくる部材の搬入作業を行っています🚚
▼続いて、1階同様に2階部分の柱を立てていきます。
▼柱が立て終わり、横架材を取り付けていきます。
▼こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼続いて、屋根部分の施工に入ります。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼小屋束と母屋は「かすがい」と呼ばれる金物で固定します。
▼その後、水平器や水糸、職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているか確認し、調整していきます。
▼続いて垂木の施工が始まりました。
▼垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね(^^)/
▼垂木の施工と並行して、林が垂木の隙間にウレタンフォームを充填していきます。
細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼ここでお昼休憩となりました。
▼美味しいお弁当を頂いた後は、現場の見学をしました。実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなります。