「福岡市城南区04」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。7月8日(水)曇り。本日は、福岡市城南区にて上棟式を執り行いました。梅雨ということで、天候が心配でしたが、雨もほとんど降らずに無事上棟式を行うことができました。それでは上棟式の様子をリポートしていきたいと思います。▼本日の現場です。朝7時頃、すでに大工職人が集結しています。今回はクレーン車を使わずに、手上げで作業を行うので綿密な打ち合わせが行われています。
▼お施主様ご一家がご到着されました。担当現場監督の古藤が棟梁の泊大工をご紹介します。
▼顔合わせが終わり、続いて敷地の四隅を清める四方固めを行いました。お塩、お米、お神酒を撒いて清めていきます。ハルマ君とリカちゃんも上手にお清めできましたね!
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯を行いました。
▼いよいよ上棟作業が始まりました。大工職人が一斉に動き出し、柱を立てていきます。
▼続いて梁や胴差といった横架材を取り付けていきます。本日は手上げでの作業となるので棟梁の泊大工が指示を出し、持ち上げていきます。クレーンで上げることの多い重たい部材も大工職人の手で持ち上げていきます。
▼持ち上げた横架材を「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。あっという間に取り付けが完了しました。
▼続いての工程、「建て入れ直し」に使用する仮筋交いを、現場監督総出で搬入を行っています。声を出し合って気合で搬入を行っていきます。
▼仮筋交いの搬入が完了し、「建て入れ直し」が始まりました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認していく作業です。少しでもずれている場合は、「屋起こし器」で調整していきます。
▼建て入れ直しが行われている間に、2階の床合板を搬入していきます。一枚一枚丁寧に手上げで上げていきました。
▼1階の柱が垂直になったので、2階部分の合板を敷いていきます。
▼合板が敷き終わり、1階と同じように柱や横架材を取り付けていきます。
▼続いて屋根部分の施工に取り掛かります。屋根の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼小屋束が立て終わり、母屋を渡していきます。一番高いところにある母屋を「棟木」と呼び、棟木が取り付けられると上棟となります。
▼小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で固定していきます。
▼続いて、屋根部分の調整が行われます。1本1本まっすぐになっているか、水平器を使って確認していきます。確認が終わると、雲筋交いで固定していきます。
▼ここでお昼休憩となり、お施主様とご一緒に昼食会が行われました。お施主様よりご挨拶をいただき、みんなで乾杯です。
▼昼食後、ハルマ君とリカちゃんが担当営業の池田と担当設計の朴にヘルメットを着けてもらっていました。ヘルメット姿がとてもかわいいですね!
▼ヘルメット着用後、実際に図面と照らし合わせながら現場案内が行われました。図面の上ではわからない部分も一緒に確認していきます。
▼お昼休憩後、垂木の取り付けから作業再開です。垂木を母屋にかけてタルキックで固定していきます。
▼垂木の取り付けと並行して、垂木との隙間にウレタンを充填していきます。福岡工務店の高気密・高断熱を実現するために必要な大事な工程となります。
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードの取り付けが始まりました。片流れ屋根となっているため、敷き詰め終わると迫力があります。
▼キューワンボードが敷き終わり、専用の気密テープで継ぎ目を塞いでいきます。
▼続いて、通気胴縁を取り付けていきます。通気胴縁を取り付けることで通気層を確保することができます。
▼通気胴縁の取り付けが完了し、いよいよ大工職人最後の工程「野地板貼り」が始まります。野地板が貼られることで、屋根のイメージがついてきましたね。
▼1日でここまで作業が完了しました。大工職人の技にはいつも驚かされます。これにて無事上棟式完了です。
この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。