「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

こんばんは。先日、9月28日(水)福岡県糸島市にて無事上棟式を執り行いました。朝から雨が降るあいにくの天気となりましたが、大工職人たちの手によって、予定通り上棟を迎えることができました。▼午前7時40分ごろ、雨で地面がぬかるまないようにブルーシートで養生を施し、道具類を置くスペースには簡易的な屋根を設けました。まもなくはじまる上棟式に向けて準備はバッチリです。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午前8時ごろ、施主ご一家の到着です。お嬢様のゆづちゃんは少しお眠むかな~。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼棟梁の田口大工と顔合わせをした後、さっそく四方のお清めをおこないます。まずは、田口大工がお塩を置きます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼続いて、現場監督の田之上がお米を置きます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼続いて、ご主人がお神酒をかけます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼四方のお清めが終わると、工事の安全を祈念して全員で乾杯です。カンパーイ。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼足元の悪い中、大工職人の迅速で正確な仕事のおかげで、上棟作業がはじまって40分後には、柱に梁がかけられています。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼さらにクレーンで大きな梁と梁の間に設置する小さな梁が運ばれてきました。この小さな梁が設置されると、その後2階床部分が造られていきます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼小さな梁を設置したのち、床板を敷いていきます。真ん中の空間は、下の空間がリビングの吹き抜け、奥が階段部分になります。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼床板が敷き終わると、続いて柱を立て、梁や軒桁を掛けていきます。この時点で、建物の垂直をとっていく「建て入れ直し」の作業がはじまりました。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼建て入れ直しの作業が終わると、各部材をボルトで固定していき、屋根の施工に入ります。赤いレインコートは泊大工です。屋根を支える柱となる「小屋束」を立てています。ちなみに手に持っているのは「かけや」と呼ばれる木槌です。木でできているため、部材が傷つくのを防ぎながら、打ち込んでいくことができます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼小屋束を立て終わると、その上に「母屋」と呼ばれる部材を組んでいきます。こちらでも「かけや」を使って打ち込んでいきます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼母屋と屋根の一番高いところの部材「棟木」を設置した後は、「かすがい」と呼ばれる金物で、それぞれの部材をしっかり固定してきます。小屋束や母屋、棟木のすべての繋ぎ目を固定していくので、人海戦術で一気におこないます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼また、別のところでは、高田大工が屋根の柱が垂直になっているかミリ単位で調整を加えていきます。この後、屋根の骨組みは無事に完成しました。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼お昼の休憩中、施主と住宅コンシェルジュの樋渡、そして棟梁の田口大工が楽しそうに談笑している様子をキャッチ。こうして、大工職人と和やかに談笑できるのも、専属大工による建築を貫いている福岡工務店ならではです。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午後には「垂木」と呼ばれる部材の設置を行いました。垂木が設置されると屋根の形がハッキリ分かってきます。こちらの住宅は、写真右から左に向かって一方向の屋根なので「片流れ屋根」になります。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼垂木の設置が完了すると、家の性能を大きく左右する外断熱材がクレーンで運ばれてきました。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼早速、垂木の上に敷いていきます。この後、通気胴縁と呼ばれる部材を設置し、さらに野地板を敷いていきます。ここまでが大工職人による本日の仕事です。そのあとは専門のルーフィング業者により、屋根の防水工事が行われます。

「糸島市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

この度は、上棟式誠におめでとうございます。※現場リポートをご覧のお客様へ上棟式を執り行うか否かのご判断は、予定日の前日まで可能です。お客様のご都合に合わせて、柔軟に対応させていただきますので、どうぞご安心ください。