「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

こんにちは。先日1月27日(金)、福岡県宗像市池田にて上棟式を無事に執り行いました。晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと目まぐるしく天気が変わる中、経験豊富な大工職人のおかげで無事に上棟式を執り行うことができました。早速、その模様をリポートさせていただきます。▼午前7時、上棟式にかかせないラフタークレーンが到着です。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼そして、その直後。なんと虹が。綺麗なアーチ状の虹は、建物が一番よく写る場所から撮影すると建物を綺麗に囲っていて、なんとも奇跡的な一枚が撮れました。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼午前8時ごろ、施主ご一家が到着し、棟梁の土﨑(どざき)大工と笑顔でご対面です。ここでは、現場監督の田之上が棟梁を紹介させていただきました。

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▼早速、土﨑大工を先頭に、建物の四方をお清めしていきます。まずは、土﨑大工がお塩を置きます。

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▼続いて、息子さんのりく君がお米を置きます。

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▼そして、ご主人がお神酒をかけます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼四方のお清めが終わると、先ほどのお神酒を全員に配ります。工事の安全と施主ご一家の益々の繁栄を祈念して「カンパーイ。」

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼ついに「建て方」がはじまりました。最初は、2階の天井部分まで伸びる「通し柱」を立てていきます。

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▼そして、外周の柱を建て「胴差し」と呼ばれる大きな部材をクレーンで吊り上げて、所定の位置に設置していきます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼それぞれの大工職人が、テキパキと作業を進めていきます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼そのころ、現場監督の田之上は、施主ご一家に工事の進め方などを説明していました。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼建物の中心付近の「梁」の設置が始まりました。この時点で、作業がはじまって約15分くらいです。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼先ほどまで曇っていた空が明るくなってきて、雲の切れ間から太陽の光が射し込んできました。太陽光に照らされた木々が光り輝いています。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼設置した梁同士は、専用の金物でしっかりと固定していきます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼そのころ、1階では柱の垂直をチェックして、微妙な傾きを垂直に直す作業「建て入れ直し」がはじまりました。建て入れ直しは、ベテラン大工職人の泊大工と高田大工が担当します。

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▼バッチリ垂直になりました。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼1階の柱が垂直になると、2階の床板を敷いていきます。手前右下の空間は吹き抜け空間です。大空間の吹き抜けができそうな予感がしますね。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼棟梁の土﨑大工は設計図をチェック中。

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▼2階の床板を敷き終わると、2階の柱の設置がはじまりました。予め決められた場所にテキパキと設置していきます。

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▼重い梁は、こうしてクレーンで吊りながら凹凸を合せ、「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。

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▼2階の柱や梁などの部材の設置が完了すると、1階同様に専用の金物でしっかりと固定していきます。

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▼そして、1階と同様に柱の垂直を調整する「建て入れ直し」の作業をしていきます。

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▼屋根の作業が始まりました。まずは、「小屋束」と呼ばれる屋根を支える柱を設置していきます。

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▼小屋束の設置が終わると、「母屋」と呼ばれる横架材を設置。ここまでくると屋根の形状がだんだんと分かってきますね。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼屋根の登頂部側から撮影。こちらの住宅は、1階から見ると屋根の形状がどの方向から見ても「片流れ」に見えるのですが、実は「寄せ棟」や「方形」のように屋根の面同士が交わっているという形状となっています。どのような家になるのか完成が本当に楽しみです。

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▼小屋束と母屋は、全て「かすがい」と呼ばれるコの字型の金物で、1本1本しっかりと固定していきます。

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▼屋根に傾きが生じていないか、「スケール」で図りながら、ミリ単位で調整していきます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼おや。現場監督の田之上と木村がなにやら作業をしています。よく見ると、「発泡ウレタンフォーム」を吹き付けをしています。建物の隙間が生じやすい、こうした箇所は、現場監督が手作業で施工をしていきます。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼「垂木」の設置がはじまりました。垂木の設置が完了すると、屋根の形状もハッキリして、家全体の形が見えてきます。本日の午前中の作業はここまで。この後は、待ちにまった昼食会のお時間です。

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▼午後12時20分ごろ、施主のおもてなしによって昼食会がスタートしました。住宅コンシェルジュの司会で、改めて棟梁を紹介させていただき、施主のご主人様より労いの言葉をかけていただきました。

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▼いつも昼食会後は、現場の見学をしていただいているのですが、昼食会の時間は雨が降っていたので、1階だけ見学していただきました。せっかくの記念日なのでりく君には、福岡工務店のロゴが入ったヘルメットを被っていただき、全員で記念撮影をさせていただきました。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼さあ。午後の作業がスタートです。既に垂木の設置が終わり、屋根の形状がはっきりと分かります。

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▼この垂木の上に、まずは断熱材の「キューワンボード」を敷き詰めていきます。先ほどまで降っていた雨も、屋根の作業に入った時には止み、濡れることなく作業することができました。

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▼断熱材の設置が完了すると、お次は「通気胴縁」の設置です。この通気胴縁は、通気層を確保するためのものです。この通気層を確保することで、屋根の内側に湿気がこもることを防ぎ、万が一雨水が侵入しても、建物内部に水が入ることを防げる大事な役割を果たすものです。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼通気胴縁の設置が終わると、作業もいよいよ終盤です。屋根の下地板となる「野地板」を敷いていきます。

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「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼野地板の設置が終わりました。この後、「ルーフィング(防水シート)」を設置して、本日の作業は無事に終了となります。

「宗像市池田01」注文住宅現場リポート④【上棟式】

▼作業が終わるころには、綺麗な青空が広がっていましたよ。これから始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。

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