「福岡市西区飯氏01」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。3月28日(土)雨。本日は、福岡市西区千里にて上棟式を執り行いました。お天気は雨模様となりましたが、「雨降って地固まる」という言葉があるように、祭事には縁起がいいとされています。それでは早速リポートしていきたいと思います。▼午前7時ごろ、前日までに土台敷きを終え、資材の搬入が完了しています。
▼クレーン車が到着しました。トトロのペイントがされていてお子様からも喜ばれていました。
▼お施主様ご一家が到着されました。担当現場監督の中村が棟梁丸川大工をご紹介させて頂きました。
▼建物の四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯を行いました。
▼いよいよ上棟作業スタートです。大工職人たちが柱を次々に立てていきます。
▼あっという間に柱が立て終わりました。次の次まで考えて行動しているのが見てわかるくらいテキパキと作業をこなしていきます。
▼続いて、梁や胴差と呼ばれる横架材を設置していきます。「かけや」と呼ばれる木槌でしっかり打ち込んでいきます。
▼品質管理の木村が次に使用する資材を大工職人に渡しています。
▼横架材の取り付けが完了し、羽子板と呼ばれる金具を1本1本取り付けていきます。
▼金具を取り付ける穴にウレタンを充填して塞いでいきます。ここはバルコニー部分となるため、この段階で気密処理を行い性能を高めていきます。
▼わずか1時間ほどでここまで作業が進んでいます。
▼1階部分では「建て入れ直し」が始まりました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認していく作業です。少しでもずれている場合は、「屋起こし器」で調整していきます。
▼1階の柱が垂直になったのを確認して、2階部分の合板を敷いていきます。
▼合板が敷き終わり、1階同様に柱を立てていき、横架材を設置していきます。
▼細い梁の上を重たい柱を持って渡っていきます。下を見るから怖いと言われましたが、見なくても怖いですよね!
▼重たい横架材はクレーンで釣り上げ取り付けていきます。大工職人の連係であっという間に立て終わります。
▼2階部分では、耐力面材を運んでいました。現場監督と大工職人が一緒に作業を行うことによって、信頼関係を築きあげています。
▼2階でも建て入れ直しを行い柱を垂直に調整していきます。
▼全ての柱が垂直になったのを確認し、続いて屋根部分の施工に取り掛かります。
▼屋根の柱となる屋根束を取り付けていきます。
▼屋根束の取り付けが完了すると、次に母屋と呼ばれる横架材を渡していきます。
▼一番高いところにある母屋を棟木と呼び、棟木が取り付けられると棟上げとなります。
▼屋根束と棟木を留める金具をかすがいといい、これを打ち込み固定していきます。
▼屋根束が垂直になるように水平器を使いながら確認、調整していきます。
▼お昼にはお家の骨組みが全て組み終わりました。大工職人の仕事の速さにはいつも驚かされます。
▼ここでお昼休憩となりました。お施主様からのご挨拶を頂き、みんなで乾杯をさせて頂きました。
▼お昼休憩が終わり、外断熱材キューワンボード貼りから作業再開です。
▼不要な部分はその場で採寸をとり、カットしていきます。
▼キューワンボードを敷き詰め、専用の気密テープで完全に隙間を塞いでいきます。
▼キューワンボードの施工が完了し、次に通気層を確保する「通気胴縁(つうきどうぶち)」を設置します。通気胴縁の固定には専用のビス「パネリード」を使用します。一人がパネリードをあらかじめ刺しておき、一人がインパクトで固定していくという連係で素早く作業を進めていきます。
▼通気胴縁が打ち終わると、大工職人最後の作業、「野地板張り」が始まりました。野地板を敷き詰めていき、ガンで打ち込んでいきます。貼り終わると屋根の形が見えてきましたね。
この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれて下さい。