「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

こんにちは。リポート担当の長谷川です。
6月21日(金)晴れ。
本日は地鎮祭後どのように基礎工事が進んでいるのか見ていきましょう。それでは早速リポートしていきたいと思います。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼敷地の周りにぐるっと取り付けられている板は遣り方といいます。遣り方とは、工事を着手する前に、建物の正確な位置、寸法、直角、地盤の水平を出すなど、これから進む建築において非常に重要な基準となるものです。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼こちら書かれている印は、斜線には50㎜の基礎断熱材、150㎜の基礎コンクリートの厚みという印です。90㎜と60㎜の間に稲妻マークが書かれていますが、ここが基礎の芯になるという印になっています。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼こちらに書かれている「▲設計GL+550」とは、ここが設計GL(グランドライン)で、仕上がり予定地面から+550ミリの高さになるという意味の印です。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼様々な長さの鉄筋を1本1本丁寧に組み合わせ固定し、基礎部分の配筋を行っていました。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼この黄色の機械「ローティングレーザー」を使い、水平方向の位置を音で検出していきます。家の重要な基礎部分なので、しっかりと確認して行っていきます。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼基礎となる全面に張られているグレーのシートは「ターミダンシート」と呼ばれるものです。防湿・防蟻の大事な役割を果たし、人体への安全性が高く、環境にも優しいという優れものです。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼鉄筋と鉄筋が交差する部分は、「結束線」と呼ばれる細い針金で結んで固定していきます。固定の仕方も鉄筋工事独特で、結束線で輪を作って絞るように締め上げます。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼組まれた配筋の下にはサイコロスペーサーと呼ばれるブロックが敷かれています。これは60㎜以上のかぶりを確保するために敷かれています。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼配筋と一緒に取り付けられている、この黄色いプロペラのようなものはレベルポインター呼ばれ、ここまでコンクリートを流し込むという目印となっています。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

▼型枠の内側には、白いボードが取り付けられています。これは基礎断熱材の「オプティフォーム」と呼ばれる部材で高気密・高断熱住宅を実現するためには欠かせないものとなります。

「福岡市東区12」注文住宅現場リポート②【基礎工事】【配筋】

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