「福岡市東区09」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】
こんにちは。リポート担当の平野です。6月12日(土)雨のち曇り晴れ。本日は、福岡県福岡市東区にて上棟式を執り行いました。朝方は少し小雨が降っていましたが、上棟開始と共に雨が上がり、時折晴れ間も見える中で上棟を迎えることができました?それでは早速リポートしていきましょう。▼朝7時ごろ、大工職人たちが集結し、上棟式の準備を行っていました。
▼7時半ごろクレーン車が到着!
▼雨に濡れないよう部材を覆っていたブルーシートを外していきます。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の中村より、棟梁の泊大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼あっという間に柱を立て終わり、続いて梁や胴差といった横架材の取り付けを行っていきます。クレーンで釣り上げ、かけやと呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼こちらは『化粧梁』を取り付けている様子です。木材が傷まないよう当て木をして慎重に取り付けていきます。
▼取り付けが完了した化粧梁は、カバーを付けて養生します。
▼その頃、下では「建て入れ直し」が行われていました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を下に巻き付け、1本1本垂直になっているかミリ単位で確認していきます。少しでもずれていれば、「屋起こし器」で調整していきます。
▼建て入れ直しですべての柱がまっすぐになったことを確認し、金物で固定していきます。
▼金物の締め忘れがないか、阿部が一箇所ずつチェックを行います。
▼こちらは吹抜け部分です。安全に作業を行うための足場を作っています。
▼続いて2階部分の床合板を貼っていきます。
▼床合板は墨つぼで印付けをした線に沿って敷き、ガンで固定します。
▼合板が張り終わり、続いて使用する部材を運んでいきます。クレーン職人さんと協力しみんなで重たい部材をスピーディーに運んでいきます。
▼部材の搬入が完了し、1階同様に柱を立てていきます。
▼柱が立て終わり、横架材を取り付けていきます。重たい部材を力を合わせて持ち上げていきます。工程が進むにつれて次第に高い位置での作業になっていきますが、大工さんの作業スピードは変わることなくノンストップで進んでいきます。
▼続いて「火打ち梁」と呼ばれる部材を取り付けていきます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼2階部分も1階部分同様『建て入れ直し』を行い、その後金物を留めていきます。
▼次に屋根部分の柱となる束を取り付けていきます。
▼続いて束に母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼こちら大工職人が打ち付けているのが「かすがい」と呼ばれる金物です。これで束と母屋を留めていきます。
▼ここでお昼休憩となりました。美味しいお弁当を頂いた後に、ヘルメットを被って現場の見学。実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなります。
▼スキップフロアの上で記念撮影。
▼お施主さんに送ってあげよう!と張り切ってシャッターを切っていた担当営業の荒津です!(笑)
▼足場を上がって屋根部分も見学しましたよ!
▼ここでお昼休憩となりました。美味しいお弁当を頂いた後に、ヘルメットを被って現場の見学。実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなります。
▼スキップフロアの上で記念撮影。
▼お施主さんに送ってあげよう!と張り切ってシャッターを切っていた担当営業の荒津です!(笑)
▼足場を上がって屋根部分も見学しましたよ!
▼楽しいお昼休憩も終わり午後の作業がスタート。小屋束や母屋がきちんとまっすぐ施工されているか、水平器と職人の目をでミリ単位で確認していきます。
▼続いて垂木の施工が始まりました。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね。
▼垂木の取り付けと並行し、垂木とのわずかな隙間を阿部がウレタンを充填し塞いでいきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードの施工が始まりました。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼続いて専用の気密テープで隙間を埋めてきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工されています。
▼屋根の形状に合わせ、墨壺を打ちカットしていきます。
▼気密テープの施工が完了すると、続いて通気胴縁の取り付けが行われます。通気胴縁にはパネリードと呼ばれる専用のビスで打ち固定していきます。
▼通気胴縁が打ち終わると、大工職人最後の作業「野地板張り」が始まりました、野地板を敷き詰めていき、ガンで打ち込んでいきます。貼り終えると屋根の形が見えてきましたね。
▼墨つぼで印を付けているラインに、ガンで釘を打ち込み固定していきます。
▼野地板も屋根の形状に合わせ、墨壺を打ちカットしていきます。
▼この後、屋根にルーフィング加工が施され上棟完了となります。
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください!
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