「福津市東福間01」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは。リポート担当の平野です。3月6日(土)晴れのち曇り。本日は、福岡県福津市東福間にて上棟式を執り行いました。数日前までは当日は雨の予報でしたが、天気にも恵まれ、無事に上棟式を迎えることができました。それでは早速リポートしていきましょう。▼午前7時頃の現場です。大工職人や現場監督が集結しスタンバイしています。
▼午前7時半頃、クレーン車が到着しました。
▼部材の養生を外し、上棟作業の準備を進めていきます。
▼午前8時頃、お施主様がご到着され、現場監督の中村より棟梁の土﨑大工のご紹介をさせていただきました。
▼ご挨拶の後、建物の四方をお塩・お米・お神酒で清める「四方固め」を行いました。土﨑大工がお塩を、奥様・いっくん・ゆーちゃんがお米を、ご主人様といっくんがお神酒を四方に撒いていきました。
▼四方のお清めが終わり、現場監督の中村よりご挨拶をさせていただき、工事安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念し乾杯です。
▼いよいよ、上棟作業スタートです。大工職人が一斉に、柱を所定の位置に立てていきます。
▼大工職人の連携作業さすがです。。あっという間に柱が立て終わり、梁や胴差といった横架材を「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼横架材は重くて長いので、クレーンと協力して取り付けていきます。
▼その頃一階部分では、「建て入れ直し」が始まりました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認していく作業です。少しでもずれている場合は、「屋起こし器」で調整していきます。
▼1階の柱がまっすぐになったので、ガンや金物で固定していきます。
▼続いて2階部分の床合板を敷いていきます。
▼こちらは合板を敷く位置を『墨つぼ』と呼ばれる建築用マーカーで印付けしている様子です。
▼印で付けたラインに沿って合板を敷いていきます。
▼この斜めに取り付けられているのは、「火打ち」と呼ばれる部材です。地震や台風で発生する水平方向への変形を防ぐ部材となっています。
▼熊本工務店から研修で福岡工務店に来ている池田さんです。金具の締め忘れがないか一箇所ずつ確認しながら、緩い箇所はインパクトで締めています。
▼その頃、現場監督の中村は、吹抜け部分に足場を作っていました。
▼床合板にビスを打ち込んでいる様子です。
▼続いて・・・中村がクレーン車に合図を送り、2階部分に立てる柱が上に上がってきました。
▼1階同様に柱や横架材を取り付けていきます。1階の時よりも高くなっていくのですが、大工職人は気にする事なく、梁の上を歩いて作業を行っていきます。さすが職人さんです。
▼柱や横架材の取り付けが完了すると、2階部分も1階部分同様「建て入れ直し」を行います。
▼その頃、外断熱材「キューワンボード」が到着しました。このように、現場には進捗状況に合わせて必要になる部材が時間差でどんどん現場に搬入されます。
▼写真を撮りに下へ降り、カメラをかまえていると現場監督の田之上がシャッターチャンスサービスをくれました。(笑)
▼2階部分の建て入れ直しが完了し、金物を留めていきます。
▼棟梁の土﨑大工です。部材をはめ込む凹みをつくっています。凹みをつくる箇所に印を付けて、丸のこで切り込みを入れ、「ノミ」と呼ばれる道具で掘っていました。とても綺麗な仕上がりに驚かされます。。
▼その頃、2階部分では、「小屋束(こやづか)」と呼ばれる柱の取り付けが始まっていました。
▼棟梁の土﨑大工です。部材をはめ込む凹みをつくっています。凹みをつくる箇所に印を付けて、丸のこで切り込みを入れ、「ノミ」と呼ばれる道具で掘っていました。とても綺麗な仕上がりに驚かされます。。
▼その頃、2階部分では、「小屋束(こやづか)」と呼ばれる柱の取り付けが始まっていました。
▼小屋束の取り付けが完了する頃、屋根部分の横架材「母屋(もや)」が到着です。小屋束の上に母屋を取り付けていきます。
▼1番高い位置にある横架材を「棟木(むなぎ)」と言い、棟木の取り付けが完了すると上棟を迎えたという意味になります。
▼こちら大工職人が打ち付けているのが「かすがい」と呼ばれる金物です。これで束と母屋を留めていきます。
▼屋根部分がまっすぐなるように調整を行い、雲筋交いで固定していきます。
▼その頃、2階部分では耐力面材あんしんのカット・取付け作業が行われていました。
▼ここでお昼休憩となり、お施主様より頂いたお弁当をみんなで美味しく頂きました。ありがとうございます。その後、お施主様ご家族が来られ現場の見学をしました。ヘルメットを被せてもらいテンションが上がっていた子どもたち。
▼設計の石田を中心に図面と照らし合わせながら現場の見学です。奥様とご主人様は石田と・・・。
▼いっくんとゆーちゃんは中村と・・・。2人も真剣モードですね。
▼図面をみながら『ここの部屋が良い!』とワクワクが止まらないご様子でした。
▼急に始まったじゃんけん大会。(笑)いっくんは勝つまでエンドレスじゃんけんでした。
▼続いて2階では、差し金を使った大工さん体験を。。
▼田之上も仲間に入り3人で記念撮影「いえ~い。」またいつでも現場に遊びにきてね。
▼楽しいお昼休憩が終わり、作業が再開しました。土﨑大工が先程つくった箇所に木材を取り付けています。
▼屋根部分では、耐力面材の設置が始まっていました。
▼そして、垂木の取り付けが行われていきます。垂木は専用のビス「タルキック」で固定します。
▼垂木の取り付けと並行して、わずかな隙間に現場監督がウレタンを充填していきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼垂木の設置が完了すると、外断熱材キューワンボード貼りが運ばれてきました。続いて、キューワンボードを取り付けていきます。この銀色に輝くアルミシートのおかげで高い遮熱効果を得ることができます。
▼屋根の右側部分にも同様、垂木を取り付けていきます。
▼続いて気密テープ貼りです。キューワンボードの継ぎ目を塞いでいきます。貼り方にもこだわりがあり、横向き→縦向きと貼ることで万が一水が入っても内部に侵入しないように考えられています。
▼気密テープ貼りが終わり、続いて通気胴縁を取り付けていきます。通気胴縁を取り付けることで通気層を確保することができます。これにより湿気などが溜まることがなくなります。こちらは専用のビス、パネリードで留めていきます。
▼その頃、2階部分では耐力面材の取り付けが進んでいました。
▼屋根の右側部分もキューワンボード貼りが完了し、気密テープ貼りが行われています。
▼いよいよ大工職人最後の工程、野地板貼りが行われました。丁寧にカットを行い、ガンで打ち込んでいきます。
▼屋根の右側部分も同様に進めていきます。
▼玄関屋根部分の施工も同様に進めていきます。
▼下屋部分も同様に垂木まで設置が完了し、ウレタンを充填していきます。
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