「福岡市南区花畑02」注文住宅現場リポート⑥【上棟式】

こんにちは。本日7月23日(土)、福岡市南区花畑にて無事に上棟式を執り行いました。朝から澄み切った青空が広がり、まさに絶好の上棟日和でした。早速、その模様をリポートしたいと思います。▼午前7時25分、上棟式には欠かせないクレーン車の到着です。それにしても青空が本当綺麗です。

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▼そして、午前8時頃、時間通りに上棟式がスタートしました。まずは、建物の四方をお清めすることから始まります。最初に棟梁の高田大工がお塩を置きます。

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▼そして、奥様とお嬢様にはお米を置いていただきました。

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▼ご主人には、お神酒をかけていただきました。これで四方のお清めは完了です。

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▼それでは全員集合。施主ご一家の益々のご発展と工事の安全を祈念してお神酒で乾杯です。

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▼それでは、上棟作業のスタートです。まずは、通し柱から立てていきます。

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▼胴差しと呼ばれる部材をクレーンで吊り上げ、通し柱と接合して金物で固定していきます。

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▼施主ご一家には下から上棟作業を見守っていただきました。色々と飲み物の差し入れもいただき、誠にありがとうございます。

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▼泊親子による共同作業の様子です。親子二代での家づくり。阿吽の呼吸で作業はどんどん進みます。

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▼2階床部分の横架材の設置が完了すると、続いて「建て入れ直し」をおこなっていきます。この作業は、ベテランの棟梁の高田大工と泊大工がペアでおこないました。建て入れ直しをすることで、建物の垂直をミリ単位で調整していきます。一見大がかりな作業ではないですが、とても重要な作業です。

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▼このように振り子が真下をさすと建物が垂直になった証になります。

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▼その頃、2階では部材と部材の接合部を固定する金物を置いていきます。建物の垂直が確保されたタイミングで一気に固定していきます。大工職人の連携のよさがこういったところで見えてきます。

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▼本日の現場は、電線が敷地のすぐ近くにあったため、このようにわずかな空間にアームを伸ばして作業をしました。上棟作業は、大工職人だけでなく、たくさんの職人さんたちの腕に支えられています。

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▼さあ、お次は2階床材の設置です。クレーンで床材が運ばれてきました。

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▼手分けして、床材を敷いて固定していきます。顔が見えませんが、こちらは現場監督の小屋町。元々大工職人だった小屋町は、現場監督もできて大工仕事もできる、とても頼りになる存在です。スケール(巻き尺)でピッチ(間隔)を確認しながら丁寧に釘を打っていきます。

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▼床材を敷き終わると、1階と同様に再び柱を立てていきます。

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▼2階の柱を立て終わると、次は小屋梁などの横架材を設置して、金物で仮留めをしていきます。

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▼そして、再び建て入れ直しの作業。2階の柱も垂直になるようにミリ単位で調整していきます。

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▼2階の建て入れ直しも無事に完了し、小屋梁も金物でしっかり固定できました。ふと見ると小屋裏に床材が。そうなんです。こちらのお宅は屋根裏収納があるんですね。しかも結構広めです。これで、荷物が増えても収納に困ることはきっとないですね。

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▼さあ、上棟作業も中盤ですよ。ついに棟木の設置が始まりました。この棟木の設置が完了すると、ついに上棟を迎えます。大工職人達が精一杯作業を進めます。

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▼ついに上棟を迎えました。青空と木々の色のコントラストがとっても綺麗です。ちなみに屋根の形状は「片流れ」という形状になり、南を向いているので太陽光発電システムを載せるにはもってこいの形となっています。

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▼こちらは小屋裏収納部屋です。空間を確保するため、斜めの太い部材が屋根を支えます。

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▼そして、再び泊大工が登場。今度は、屋根裏の垂直部材(小屋束)がちゃんと垂直になっているか確認していきます。

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▼こちらも、小屋束と小屋束の間隔を計測して、ミリ単位で調整をかけていきます。

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▼それぞれの部材の調整が完了すると、「かすがい」という金物で小屋束と母屋を固定していきます。この時点でちょうどお昼の12時をまわりました。これで前半の作業は終了です。この後は、待ちに待った昼食時間。

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▼住宅コンシェルジュの樋渡の司会で昼食会がはじまりました。昼食会の冒頭、施主のご主人から私達スタッフや大工職人にむけて温かいお言葉をちょうだいしました。誠にありがとうございます。

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▼昼食を食べた後は、建築途中の建物の見学です。足場が揺れて怖かったと思いますが、しっかり確認していただきました。

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▼午後2時。昼食会と施主による見学も終わり、後半の作業がスタートしました。後半は、屋根に垂木を設置する作業からスタートです。

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▼垂木の設置が完了すると、続いて外断熱材のキューワンボードを敷いていきます。

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▼綺麗な青空の元、黙々と作業は進みます。

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▼小屋裏から見るとこんな感じです。外断熱材が屋根全体をしっかり覆っています。

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▼余分な部分は丸ノコでカットしていきます。足元が滑りやすくて身体が不安定になりがちですが、そんな状況でも、まっすぐ綺麗にカットしていく技はさすがです。

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▼断熱材を敷き終わると、続いては気密テープを貼っていく作業です。これは、断熱パネルとの繋ぎ目を塞いでいく作業ですが、この気密テープを綺麗に貼ることで、隙間がなくなり、建物全体の計画的な換気が可能になります。大変重要な作業です。

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▼そして、建物にわずかな隙間も生じさせないようにするため、こうして発泡ウレタンフォームで木材の接合部分を埋めていきます。

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▼ついに上棟作業も終盤に差し掛かってきました。先ほど敷いた外断熱材の上に、次は「通気胴縁」とよばれる部材を置いて専用のビスで固定していきます。

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▼通気胴縁の固定が完了すると、続いて屋根の下地となる「野地板」を敷いて固定していきます。

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▼大工職人の数が多いので、アッという間に敷き終わりました。この後、防水シートを敷くルーフィング作業をおこなって、本日の上棟作業はすべて終了となります。

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本日は、無事に上棟式を終えることができ、スタッフ一同心より感謝申し上げます。上棟式、誠におめでとうございます。

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