「福津市06」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは。リポート担当の平野です。3月12日(土)晴れ。本日は、福岡県福津市にて上棟式を執り行いました。
今回の記事では、午前の部にフォーカスしてリポートしていきたいと思います。お昼までにどこまで作業が進むのでしょうか?
是非最後までご覧ください(*^^*)
▼午前7時ごろ、続々と大工職人たちが集結し、上棟式の準備が進められています。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の中村より、棟梁の土﨑大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼あっという間に柱を立て終わり、続いて梁や胴差といった横架材の取り付けを行っていきます。クレーンで釣り上げ、かけやと呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼こちらは「化粧梁」を取り付けている様子です。化粧梁は、完成後も見える梁になるので、木材が傷まないよう『当て木』をして慎重に取り付けます。
▼続いて、横架材の取り付けが完了し、金物を取り付けていきます。
▼横架材の取り付けが完了すると、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼先程取り付けた「化粧梁」は、傷や汚れが付かないよう取り付け後すぐに養生します。
▼屋根部分の工程に入る前に、中村が金物の締め漏れがないか、一箇所ずつ確認を行っています。
確認した箇所には、テープを貼ることで確認漏れがないよう工夫もしています(/・ω・)/
▼続いて、屋根部分の施工に入ります。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼続いて小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。
▼その後、水平器や職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているか確認し、調整していきます。
▼垂木の施工が始まりました。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね。
▼垂木の取り付けと並行し、垂木とのわずかな隙間を中村がウレタンを充填し塞いでいきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードの施工が始まりました。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼営業担当の池田と設計担当の朴が現場に到着!
ここでお昼休憩となりました。
午後の様子は次回の記事でご紹介します。
おたのしみに~(*^^*)