「福津市04」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは(^^♪昨日12月27日(木)福岡県福津市Dにて上棟式を執り行いました。寒波到来の予報でしたが、ありがたくもお天気に恵まれ大工職人が作業がしやすい環境での上棟式となりました。それでは早速上棟式の様子をリポートさせていただきます。▼午前8時前、準備が整っています。
▼まもなく施主ご一家が現場に到着。現場監督の田之上が棟梁の土﨑大工を紹介、ご挨拶させて頂きました。「宜しくお願いします。」
▼挨拶が終わると、早速「四方固め」です。棟梁の土﨑大工を先頭に建物の四方を塩、米、お神酒でお清めしていきます。
▼施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念して「乾杯。」の後、午前8時20分！上棟作業がスタート。まずは搬入された1階の柱を所定の位置に立てていきます。
▼あっという間に柱が立ちました。朝日が差し込んでいますね。
▼現場には、笑い声が響きます。泊大工のこの笑顔。職人さんを代表して、2018年最後の現場リポートの最後を飾ってくれました。「来年もよろしくお願い致します。」
▼柱が立つと、続いて「胴差し」と「梁」を掛けていきます。大工職人がテキパキと作業を進め、柱の凹凸に合わせていきます。
▼山下大工です。
▼午前9時30分、1階の柱と梁の設置が完了しました。上から見ると碁盤のようです。金具で留めています。
▼その一方、1階では泊大工と高田大工による「建て入れ直し」と呼ばれる作業がスタートしました。建て入れ直しは、柱が垂直になっているか1本1本確かめる重要な作業です。
▼ぴったり垂直です。
▼2階の床板を敷き詰めると1階と同様柱を立てていきます。基礎だけの状態だった作業スタート時からわずか1時間半程度でここまで進みました。
▼次々にラフタークレーンで資材の搬入していきます。
▼2階にも柱が立ちました。
▼2ラフタークレーンを使いながら、階の梁の設置をします。
▼梁は「かけや」と呼ばれる木づちで梁を柱に打ち込みます。傷もつきません。
▼現場を見守る泊好樹大工をパシャリ。
▼2階天井部分の梁の固定が終わると、屋根を支える柱「小屋束」と「母屋」という横架材が設置されます。
▼一番高い位置に取り付けられる「棟木(むなぎ)」の設置が終わると、ついに「上棟」を迎えます。
▼棟木や母屋の設置が終わると、小屋束がきちんとまっすぐしているか確認します。
▼母屋の上に「垂木」の設置がはじまりました。ここまでくると屋根の形がハッキリ見えてきますね。
▼正午ごろ、1階では昼食会の準備が整っていました。工務店のスタッフや現場監督、大工職人、施主ご一家の全員が集まり乾杯です。
▼さて、美味しいごはんをいただきスタミナ回復。午後からは屋根工事に入ります。現場監督の中村は、垂木と母屋の間のわずかな隙間を塞ぐため「発泡ウレタン」で施工します。地道な作業ですが、気密性を高める重要な作業です。
▼午後2時ころ、垂木の上に「構造用合板」を設置します。
▼構造用合板を張った後は、福岡工務店ならではの外断熱材、キューワンボードの施工が始まりました。
▼キューワンボード同士を繋ぎ合わせる専用の「気密テープ」を使い、隙間をふさいでいきます。
▼余分な部分はカット。
▼テープの施工が終わったら、次は「通気胴縁」の設置です。屋根と断熱材の間に、通気層を確保するための大事な工程です。
▼このあと、屋根の下地板となる野地板を施工し、ルーフィング専門の業者によって、屋根の防水処理「ルーフィング」がおこなわれます。
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。
それでは、次回のリポートをお楽しみに(^^♪
