「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

こんにちは!一昨日、6月8日(土)、福岡県太宰府市にて上棟式を行いました。「週末には梅雨入りかも!」と予報が出ていましたが延期に。早朝の雨も上がり、半袖では寒いくらいの気温となり、職人たちにとっては作業しやすい一日となりました。では、上棟式の様子をリポートしていきたいと思います。▼上棟式の強い味方「ラフタークレーン車」が到着。準備は整いました。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼施主ご家族の到着です。早速、現場監督の小屋町より棟梁の泊大工をご紹介させて頂きました。「どうぞ、よろしくお願いいたします」

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼挨拶が終わると、早速「四方固め」です。棟梁の泊大工を先頭に、建物の四方を塩、米、お神酒でお清めしていく儀です。まず泊大工が、お塩を置きます。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼続いて、泊大工が笑顔で見守りみずき君がお米を置きます。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼締めは、ご主人にお神酒をかけていただきました。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼お清めが終わり全員で乾杯。施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念します。そして、いよいよ上棟作業(建て方)がスタート。大工職人が一斉に柱を所定の位置に建てていきます。

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▼柱を建て終わると、続いて梁や胴差しと呼ばれる横架材をラフタークレーンで搬入し設置が始まります。

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▼野中大工は、「かけや」という木槌で打ち込んでいます。

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▼一方、胴差しと呼ばれる横架材を手で上げています。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼土﨑大工の真剣な姿をパシャリ。歯を食いしばっての力仕事です。

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▼梁同士・または柱と梁を固定するための専用の金具「羽子板金物」が、所定の位置に綺麗に並んでいます。現場職人や現場監督の気質が出ていますね。

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▼1階の柱と梁を組み終わり固定しています。組子の様に綺麗な碁盤模様です。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼1階では、泊大工と高田大工が「建て入れ直し」という確認作業がはじまりました。建て入れ直しは、柱が垂直になっているか1本1本確かめる重要な作業。棟梁である、泊大工が一か所ずつチェックしていきます。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼ピッタリ垂直を示しています。振り子がこの状態になるまで、何度も調整を繰り返していきます。数ミリの違いも見逃しません。。

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▼1階の柱が全て垂直になったら、2階に「合板」を手際よく敷き詰めていきます。柱をヒョイ。と歩く職人たちにいつも感動します。

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▼おっ。こちらはいつもと違う作業。ここは和室になるので、畳の厚みの分だけ床を下げる必要があります。その為、合板を受ける部分を作っています。

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「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼工事部の古藤は、気密処理を兼ねて、金物部分から熱が伝わらないように発泡ウレタンフォームを充填しています。地道な作業ですが、高断熱・高気密住宅のこだわりです。

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「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼高田大工は、通りの確認をしていきます。

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▼さきほど、畳の厚み分下げた床は、このようになりました。基本的に和室の部分は、このように床が一段下がりますので、図面が無くても和室の位置がわかります。

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▼棟梁の泊大工が、図面を片手になにやら話しています。よく聞いてみると、クレーンで吊り上げてきた部材を置く位置を決めている最中でした。なるべく効率的に作業ができるように、部材を仮置きする位置まで細かく指定する徹底ぶり。さすがです。

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▼部材を置く位置が決まると、ラフタークレーンが大活躍。次から次へと搬入していきます。

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▼2階も1階同様、横材や梁を設置していきます。外側→内側の順で繋いでいきます。

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▼福岡工務店の新しいロゴのヘルメットと棟梁の泊大工の威勢がいいこの笑顔に注目。。パワーを頂きますね。

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▼1階同様「建て入れなおし」垂直になっているか1本1本確かめていきます。

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▼こちらは小屋裏収納部分ですので、合板を敷いていきます。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼そして、合板の位置を確認しています。

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▼きりがいいところで、お昼ごはんのお時間です。コンシェルジュの池田が司会を務め、スタッフと棟梁の泊大工を紹介。美味しいお弁当をいただきながら、楽しい時間を過ごしました。

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▼昼食会の後は設計士の石田が、図面と照らし合わせながら現場をご案内させていただきます。

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▼一番上の足場まで上ってきました。三男のりょうた君は、少し怖かったようで、現場監督の古藤がしっかり手を握っていました。次男のみずきくんは、楽しそうに今しか見られない光景をしっかり目に焼き付けていました。

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▼特にお子様たちが興味津々のラフタークレーン。操縦席に乗車し「ハイポーズ。」

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「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼午後からは屋根工事がスタート。「小屋束」といわれる屋根を支える柱で、屋根の勾配に合わせて長さが変わります。

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▼続いて、小屋束の上に「母屋」や「棟木」といった横架材を載せていきます。一番高い位置の横架材である「棟木」の設置をすることで「上棟」を迎えます。

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▼「かすがい」を打ち込み、小屋束と母屋・棟木を固定していきます。

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▼きちんとまっすぐ母屋が設置されているか、現場監督の小屋町と泊好樹大工が目を凝らして確認します。

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▼母屋の確認が終わると、母屋の上には屋根を支える「垂木」の設置がはじまり、屋根の形が分かるようになりました。

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▼工事部の古藤は、垂木と軒桁の間のわずかな隙間を塞ぐため「発泡ウレタン」を充填し、気密性を高めます。

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▼続いて、垂木の上に福岡工務店ならではの外断熱材、キューワンボードの施工が始まりました。

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▼大屋根の状況も、いよいよ佳境です。キューワンボードの上から、専用の「気密テープ」を貼り付けていきます。お天気がいい時には、太陽の光が反射して眩しく暑いのですが、本日は曇り空で涼しく作業しやすかったです。

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▼キューワンボードの端を覆う気密テープの施工です。土崎大工があらかじめ引いた線に沿って、丁寧に丁寧に貼っていました。

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▼次は、「通気胴縁」の設置へと進みます。通気胴縁は、屋根の湿気を逃がすためのです。

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▼通気胴縁の上に張る「野地板(のじいた)」も準備。本日大工の最後の工程となります。

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▼野地板を施工した後は、ルーフィング職人によって防水シートの施工も行われます。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼みなさんで記念撮影。「本日の上棟式、誠におめでとうございます。」これから本格的に始まる家づくり。ぜひぜひ楽しまれてください。

「太宰府市05」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

それでは、次回のリポートをお楽しみに(^^♪