「福岡市中央区03」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

こんにちは(^^♪昨日4月13日(土)福岡市中央区にて上棟式を執り行いました。ちょうどいい気温と爽やかな青空に恵まれ、大工職人の作業も順調に進んだ上棟式となりました。それでは早速上棟式の様子をリポートさせていただきます。▼午前7時50分ごろ、上棟作業にかかせないラフタークレーン車が現場に到着しました。

「福岡市中央区03」注文住宅現場リポート⑤【上棟式】

▼工事期限は、令和元年7月まで。平成から令和という、まさに時代を超える建築が今始まります。

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▼施主ご夫婦が現地に到着したところで、現場監督の中村が棟梁の高田大工を紹介します。

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▼「四方固め」が始まりました。まず棟梁の高田大工が建物の四方にお米を置きます。

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▼続いてご主人にお神酒、奥様にお塩をまいて頂き、清めます。

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▼午前8時5分、これから始まる工事の安全そしてご家族の家内安全を祈り、「乾杯。」

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▼さて、乾杯が終わり、いよいよ上棟作業スタートです。大工職人が一斉に1階の柱を所定の位置に建てていきます。

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▼柱を建て終わると、続いて梁や胴差しと呼ばれる横架材の設置が始まります。

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▼おっ。2人一組で作業しているのは、泊大工。長年、福岡工務店で親子二代にわたって大工職人をしています。息がピッタリです。

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▼午前9時5分、上棟作業スタートから1時間ほどで梁の設置まで終わりました。上から見るとまるで囲碁の碁盤の目の様に見えます。

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▼2階の床板を搬入し、敷いていきます。柱と同様に床板もそれぞれ設置する位置が決まっています。

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▼続いて2階の床板の上に2階の柱を搬入し、大工職人が一気に建てます。クレーン車ときちんと連携を取り、正しい材料を正しいタイミングで搬入します。

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▼軒桁と梁の凸凹を組み合わせていきます。昔は、大工職人がこうした凸凹をノミとカンナで削っていましたが、時代は進み、ほぼ工場にてプレカットと呼ばれる工法で、現場に搬入されます。

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▼ピッタリはまりました。あとはかけやで打ち込んでいきます。

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▼組み合わせた梁は、さらに頑丈にするために金物でしっかりと固定します。

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▼こちらのお家は小屋裏収納がある間取りですので、2階の梁の上にさらに床板を貼ります。

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▼「小屋束」という屋根を支える柱を取り付け、「母屋」という横架材を設置します。かけやで打っている1番高い横架材を「棟木」と言い、「棟木」が設置されると、晴れて上棟を迎えます。

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▼一方、棟梁の高田大工は、2階の柱がまっすぐ建っているか水平器で調べていました。建物が正確にできているかを確認するのも棟梁の務めです。

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▼「棟木」と「母屋」が取り付けられたところで上棟作業はここでストップし、昼食会のお時間です。

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▼昼食会では、施主ご家族と福岡工務店のスタッフと大工職人でお弁当をいただきました。

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▼おいしいお弁当の後は、現場見学です。設計士の朴が図面と照らし合わせながらご案内させていただきました。

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▼午後1時50分、午後の上棟作業スタートです。泊大工が設置した母屋が歪んでいないか真剣に確認します。

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▼母屋の上には、屋根を支える垂木が設置されます。

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▼「垂木」が設置された、軒先は隙間が生じやすい箇所になるので、現場監督の中村が発泡ウレタンフォームでしっかりと塞ぎ、気密処理をしていきます。

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▼上棟作業も終盤に差し掛かります。銀色の断熱材である「キューワンボード」を垂木に取り付けます。

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▼屋根の最高部となる「棟」部分は、屋根の勾配に合わせて、キューワンボードをカット。少しでも隙間が生まれると、気密性が低下するので大切な部分です。

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▼キューワンボードの固定が終わると、あとは専用の気密テープで繋ぎ目の隙間を完全になくしていきます。この作業が家の性能を大きく左右するので、現場監督の中村も入念に貼り付けていきます。

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▼キューワンボードの次は、通気層を確保する「通気胴縁」の取付です。壁と壁との間にたまる、湿気を逃がす重要な役割を担います。

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▼さあ、大工職人による棟上げ作業はこれで最後です。こらから、屋根の下地板となる「野路板」の取付をします。あとはルーフィング専門業者の職人の手によって、雨が降っても大丈夫なように防水シートを張ります。

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▼この度の上棟式、誠におめでとうございました。これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。

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