「福岡市中央区02」注文住宅現場リポート④【上棟式】

こんにちは(^^♪街では少しずつコートを着た人が増えてきて、冬の到来を感じるこの頃です。おとといから昨日にかけて、福岡市中央区にて上棟式を執り行いました。福岡工務店では珍しい2日かけての上棟式です。それでは、早速上棟式の様子をリポートさせていただきます！▼午前7時30分ごろ、現場に到着です。昨日は2階の梁まで作業工程が進みました。本日は、棟上げをおこない、屋根の防水作業まで進みます。

▼施主ご家族が到着。現場監督の小屋町がお出迎えをします。

▼既に柱は立っていますが、これからの工事の安全を祈念して、改めて「四方固め」をおこないます。棟梁の丸川大工を先頭に建物の四方をお清めしてまわります。

▼奥様とお嬢様には、お米を撒いてもらいました。

▼ご主人には、お神酒をかけていただきました。

▼四方のお清めが終わると、大工職人や現場監督が全員集まり「全員で乾杯です。」。現場監督の小屋町が音頭をとり、施主ご一家の益々のご繁栄と工事の安全を祈念しました。

▼午前8時20分、上棟の作業開始です。重たい木材をヒョイっと担いだ大工職人たちがさくさくと工事を進めていきます。

▼2階の様子です。柱と横架材が設置されています。手前の床を張っていない部分が階段の位置になります。

▼柱を垂直にする「建て入れ直し」の作業風景。ミリ単位で柱の傾きを調整していきます。ほんの少しでも柱が傾いていると、手前の大工職人が持っている「屋起こし器」を使って修正していきます。

▼柱に取り付けた「下げ振り棒」の振り子が真下を指していればOK。

▼建て入れ直しをおこないながら、その上では部材同士を専用の金物で固定していきます。現場監督の中村も作業に加わりながら、金物が入っていないところがないか入念に確認していきます。

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▼2階天井部分の梁の固定が終わると、続いて屋根の施工がはじまりました。屋根を支える柱「小屋束」が設置されます。

▼小屋束の上に載せる「母屋」という横架材の搬入風景です。こちらの現場はクレーン車が搬入できない場所のため、大工職人と現場監督が息を合わせながら、手作業で下から上へ母屋を受け渡していきます。

▼そして、先ほど運び込まれた部材が次々と設置されていきます。写真は、一番高い位置に取り付けられる「棟木(むなぎ)」です。この棟木の設置が終わると、ついに「上棟」を迎えます。

▼棟木や母屋の設置が終わると、「水準器」を使って小屋束がきちんとまっすぐしているか確認します。

▼母屋の上には「垂木」の設置がはじまりました。ここまでくると屋根の形がハッキリ見えてきますね。

▼大工職人の大切な道具たち。こうした様々な道具を駆使しながら、正確かつ迅速に作業をおこなっていきます。

▼正午ごろ、1階では昼食会の準備が整っていました。工務店のスタッフや現場監督、大工職人、施主ご一家の全員が集まり乾杯です。

▼昼食会の後は、記念撮影タイム。スタッフが持ってきた「おっ！」のパネルを持って楽しそうなポーズをとってくれました。

▼さて、美味しいごはんをいただきスタミナ回復。午後からは屋根に外断熱材「キューワンボード」を施工します。

▼「キューワンボード」の表面は銀色の遮熱シートが貼ってあり光を反射するので、きれいな青空が写り、宙に浮いているように見えます。

▼キューワンボード同士を繋ぎ合わせるように専用の「気密テープ」を使い、隙間をふさいでいきます。

▼この作業は、貼り方にもこだわりがあり、横方向から縦方向の順で貼っていきます。これは、もし通気層に雨水が浸入したとしても、水が綺麗に流れていくようにするためです。

▼テープの施工が終わったら、次は「通気胴縁」の設置です。屋根と断熱材の間に、通気層を確保するための大事な工程です。

▼このあと、屋根の下地板となる野地板を施工し、ルーフィング専門の業者によって、屋根の防水処理「ルーフィング」がおこなわれました。

▼本日の上棟作業はここまでです。この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください。