「朝倉郡筑前町04」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。
5月18日(木)雨。
本日は、福岡県朝倉郡筑前町にて上棟式を執り行いました。
今回は午前の作業を見ていきたいと思います。
それではさっそくリポートしていきましょう!
▼午前7時ごろ、続々と大工職人たちが集結し、上棟式の準備が進められています。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の津留崎より、棟梁の泊大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯しました!
▼作業が始まる前に記念写真です!
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼続いて梁や胴差といった横架材の取り付けが始まりました。クレーンで持ち上げながら、かけやと呼ばれる木槌を使って丁寧に取り付けていきます。
▼並行して、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼すべての柱が垂直になったら、金物を締めていきます。
▼並行して、耐力面材の取り付けも進んでいます。
▼続いて、屋根部分の施工に入りました。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。
▼一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります!
▼続いて小屋束と母屋を「かすがい」と呼ばれる金物で1本1本固定していきます。
▼水平器や職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているか確認し、調整していきます。
▼続いて垂木の取り付けを行います。
▼垂木が取り付けられることで屋根の形が分かってきますね!
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードを取り付けていきます。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼屋根の形状に合わせ、カットしていきます。
▼並行して、気密テープを貼っていきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工していきます。
▼午前の作業はここまで!次回お昼からの様子を見ていきたいと思います!