「筑紫野市11」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。7月28日(木)晴れ。本日は福岡県筑紫野市にて上棟式を執り行いました。
今回の記事では、午前の部をリポートしていきたいと思います。
それでは早速リポートしていきましょう!
▼午前7時ごろ、大工職人が集結し上棟式の準備を行っていました。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の古藤より、棟梁の野中大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。上手にできましたね!
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ上棟作業がスタートです。大工職人たちがテキパキと所定の位置に柱を立てていきます。
▼監督たちが足場シート張りを行っていました。新卒入社の監督もテキパキと作業を行っていました!
▼あっという間に柱を立て終わり、続いて梁や胴差といった横架材の取り付けを行っていきます。クレーンで釣り上げ、かけやと呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼金物取り付けと平行し、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼1階の柱が垂直になったら、2階部分の床合板を敷いていきます。
▼合板はガンで1枚1枚丁寧に打ち込み固定していきます。
▼1階部分同様に2階部分の柱や横架材を取り付けていきます。
▼こちらの斜めに取り付けられている部材は「火打ち梁」と呼ばれます。「火打ち梁」は、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐもので、構造上とても重要な部分です。
▼下から見るとこんな感じです。
▼作業の合間には図面を確認して打ち合わせを行っています。
▼続いて、屋根部分の施工に入ります。まずは、屋根の部分の柱となる小屋束を取り付けていきます。
▼続いて小屋束に横架材の母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼こちら大工職人が打ち付けているのが「かすがい」と呼ばれる金物です。これで束と母屋を留めていきます。
▼その後、水平器や水糸、職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているか確認し、調整していきます。
▼午前の部はここまでです。次回午後の部をリポートしていきますので、そちらもお楽しみに!