「筑紫野市09」注文住宅現場リポート③【上棟式】
こんにちは。リポート担当の有村です。11月28日(土)曇り。本日は、福岡県筑紫野市にて上棟式を執り行いました。天気にも恵まれ、無事に上棟式を収めることができました。それでは早速リポートしていきましょう。▼午前7時ごろ、足場が組みあがり、クレーン車が到着していました。担当現場監督の古藤がやる気満々で開始時間を待っています。
▼今回の棟梁は、泊 好樹大工です。父の泊豊大工と共に福岡工務店を長年支えてきた大工職人です。お客様のために何ができるかを常に考え家づくりと向き合っています。最近は弟子を育てる親方としても奮闘している凄腕大工職人です。写真を撮られるのが苦手のようですぐ逃げるシャイな一面も。
▼お施主様ご一家がご到着され、棟梁のご紹介をさせていただきました。
▼挨拶も終わり、建物の四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」が行われました。
▼四方のお清めが終わると、古藤からひと言ご挨拶をさせて頂き、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼乾杯の後、いよいよ上棟作業のスタートです。一斉に大工職人が動き出し、所定の位置に柱を運んでいきます。
▼あっという間に柱が立て終わり、続いて梁や胴差といった横架材の取り付けを行っていきます。クレーンで釣り上げ、かけやと呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。
▼現場監督が作業の合間に、次に使用する部材の搬入を行っていました。大工職人が作業しやすいように段取りすることも現場監督の大事な仕事の一つです。
▼その頃一階部分では、「建て入れ直し」が始まりました。建て入れ直しでは、柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を柱に巻き付けて、垂直になっているかミリ単位で確認していく作業です。少しでもずれている場合は、「屋起こし器」で調整していきます。
▼1階の柱がまっすぐになったので、ガンや金物で固定していきます。
▼続いて2階部分の床合板を敷いていきます。
▼合板が敷き終わり、1階同様に柱を立てて横架材を設置していきます。
▼続いて屋根部分に取り掛かっていきます。屋根の柱となる屋根束を取り付け、母屋を渡していきます。
▼一番高いところにある母屋を棟木と呼び、棟木が取り付けられると棟上げとなります。
▼屋根束と棟木を留める金具をかすがいといい、これを打ち込み固定していきます。
▼屋根部分がまっすぐなるように調整を行い、雲筋交いで固定していきます。
▼屋根がまっすぐになり、続いて垂木の取り付けが行われていきます。垂木は専用のビス「タルキック」で固定されていきます。
▼垂木の取り付けと並行して、わずかな隙間に現場監督がウレタンを充填していきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼ここでお昼休憩となりました。お施主様よりひと言頂き、乾杯をさせていただきました。
▼昼食後、図面と照らし合わせながら現場案内をさせていただきました。海翔君もお父様と一緒に足場を登って偉かったですね!
▼お昼休憩の一コマ。みんなニコニコで幸せなひと時でした!
▼お昼休憩後、外断熱材キューワンボードの施工から作業再開です。
▼ボード貼りが完了し、続いて気密テープを貼っていきます。隙間ができないように丁寧に貼っていきます。
▼続いてキューワンボードの上から通気層を確保する通気胴縁の取り付けが行われます。通気胴縁はパネリードと呼ばれるビスで固定していきます。
▼大工職人最後の工程となる「野地板張り」に進んでいきます。野地板を敷いていく人、ガンで留めていく人と分かれて効率よく作業を進めあっという間に作業が完了となりました。
▼1日で家全体の骨組みが完成しました。何度見ても大工職人の技には驚かされます。
この度の上棟式、誠におめでとうございます。これからも末永いお付き合いをよろしくお願い致します。▼本日の1枚
担当コンシェルジュの荒津です。朝日を背にいい笑顔です。天気を心配していたので晴れてすごく喜んでました。
担当コンシェルジュの荒津です。朝日を背にいい笑顔です。天気を心配していたので晴れてすごく喜んでました。