「朝倉市01」注文住宅現場リポート④【上棟式】
こんにちは。リポート担当の平野です。10月18日(月)晴れ。本日は、福岡県朝倉市にて上棟式を執り行いました。天気にも恵まれ秋晴れの心地よい気候の中、無事に上棟を迎えることが出来ました?それでは早速リポートしていきましょう。▼朝7時ごろ、大工職人たちが集結し、上棟式の準備を行っていました。
▼7時半ごろ、クレーン車が到着しました。
▼お施主様がご到着され、まずは担当現場監督の津留﨑より、棟梁の泊大工をご紹介。
▼ご挨拶の後、建物を四方をお塩、お米、お神酒で清める「四方固め」を行いました。
▼四方固めが無事完了し、工事の安全とお施主様ご一家の益々のご繁栄を祈念して乾杯です。
▼いよいよ、上棟作業スタートです!大工職人が一斉に動き出し、まずは所定の位置に柱を立てていきます。
▼柱を建て終わると、続いて、梁や胴差と呼ばれる横架材を取り付けていきます。横架材は「かけや」と呼ばれる木槌で打ち込んでいきます。横架材は重くて長いので、クレーンと協力して取り付けていきます。
▼横架材は、左右のどちらかが先に凹みに入り込みすぎてしまうと綺麗に入らない為、息を合わせて左右同時に打ち込んでいきます。大工職人のコンビネーション素晴らしいです?
▼こちらの斜めの部材が「火打ち梁」と呼ばれ、地震などによる建物の水平方向の変形を防ぐ、構造上とても重要な役割を果たしています。
▼横架材の取り付けが完了し、金物を取り付けていきます。
▼品質管理の木村です。?に気付いてニヤニヤ(・∀・)笑
▼その頃、1階部分では「建て入れ直し」が行われていました。柱に「下げ振り棒」と呼ばれる振り子がついた器具を巻き付け、垂直になっているかをミリ単位で確認していきます。少しでもずれている場合は「屋起こし器」で調整していきます。先端が丁度真ん中を指すと、バッチリ垂直になっています。
▼現場監督の津留﨑です。金物の締め漏れがないか、一箇所ずつ確認を行っています。確認した箇所にテープを貼っていますね??
▼外断熱材キューワンボードが現場に到着しました?このように上棟当日は、進捗状況に沿ってどんどん資材が搬入されます!
▼建て入れ直しが完了し、続いて屋根部分に取り掛かります。まずは、柱となる束を取り付けます。
▼続いて束に母屋を渡していきます。一番高い母屋を棟木と呼び、棟木の取り付けが完了すると棟上げとなります。
▼小屋束と母屋をかすがいと呼ばれる金物で1本1本固定していきます。
▼ガレージの屋根部分にも、小屋束の取り付けが始まっています!
▼大屋根部分は母屋の取り付けまで完了し、水平器や職人の目を使って柱や母屋が真っ直ぐ施行されているかの確認・調整が始まりました。
▼水糸を使って通りの確認も行います。
▼柱や母屋が真っ直ぐ施行されている状態になったら、耐力面材を取り付けていきます。
▼下にいるクレーン職人に合図を送りながら、慎重に部材を上に運んでいます。
▼ここでお昼休憩となりました?改めて担当者の紹介があり、おいしいお弁当をみんなで一緒に頂きました?
▼美味しいお弁当を頂いた後は、設計の牧を中心に現場見学をしました。実際に現場を見て回ることでイメージがしやすくなります。
▼楽しいお昼休憩も終わり午後の作業がスタート。ガレージ側の屋根部分です。母屋の取り付けまで完了し、通りの確認をしています。
▼大屋根部分は、垂木の取り付けが始まっています。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね。
▼楽しいお昼休憩も終わり午後の作業がスタート。ガレージ側の屋根部分です。母屋の取り付けまで完了し、通りの確認をしています。
▼大屋根部分は、垂木の取り付けが始まっています。垂木が取り付けられることによってだんだん屋根の形が分かってきますね。
▼垂木の取り付けと並行し、垂木とのわずかな隙間を津留﨑がウレタンを充填し塞いでいきます。細かなところまでこだわることで、高性能な家づくりが実現しています。
▼垂木の取り付けが完了し、外断熱材キューワンボードの施工が始まりました。表面にアルミシートが貼られており、これが高断熱の秘訣です。
▼キューワンボードを屋根の形状に合わせ、墨壺を打ちカットしていきます。
▼続いて専用の気密テープで隙間を埋めてきます。気密テープの貼り方にもこだわりがあり、横→縦と貼ることで、万が一水が入り込んだとしても中にほぼ入らないように施工されています。
▼気密テープの施工が完了すると、続いて通気胴縁の取り付けが行われます。通気胴縁にはパネリードと呼ばれる専用のビスで打ち固定していきます。大工さんがスムーズに打ち込んでいけるよう、田之上がビスを仮止めしています。
▼通気胴縁が打ち終わると、大工職人最後の作業「野地板張り」が始まりました。野地板を敷き詰めていき、ガンで打ち込んでいきます。
▼屋根の上でカット作業も行います!採寸→カット→取り付け・・この一連の作業を大工さんみんなで連携し、あっという間に作業が進んでいきます。
▼野地板を屋根の形状に合わせ、墨壺を打ちカットしていきます。野地板を貼り終えると屋根の形が見えてきましたね。
▼ガレージ側の屋根部分も、同様に作業が進められました?
▼この後、屋根にルーフィング加工が施され上棟完了となります。
▼この度の上棟式、誠におめでとうございます。これから本格的に始まる家づくり、ぜひ楽しまれてください!