福岡県の土地相場をランキング形式で公開【今後の土地相場の推移も解説】

福岡県の土地相場をランキング形式で公開【今後の土地相場の推移も解説】

福岡県で家を建てる際は、福岡県の土地相場に詳しくなることが大切です。なぜなら、福岡県はエリアによって土地の相場価格が大きく異なるためです。土地相場が把握できていなければ、家を建てるエリアによっては予算オーバーになったり、思わぬ費用がかかる恐れがあります。

本記事では、福岡県で土地相場が高いエリアと安いエリア、今後の土地相場の変動の見通しを解説します。どのエリアにいつ家を建てるべきかの判断基準にもなりますので、福岡県で注文住宅をご検討の方はぜひご参考にされてください。

 

 

 

福岡県の土地坪単価ランキング

福岡県の土地相場をランキング形式で公開【今後の土地相場の推移も解説】

福岡の2022年7月時点で、土地の坪単価が高騰している地区が下記になります。いずれも福岡市の中心エリアとなっています。

1. 福岡市中央区
2. 福岡市博多区
3. 福岡市早良区
4. 福岡市南区
5. 福岡市城南区

福岡市の土地相場は非常に高騰していますが、一方で、勤務先や商業施設などへのアクセスが良いため大きな魅力もあります。では、それぞれの土地坪単価とエリアの特徴について解説します。

 

福岡市中央区の土地相場

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福岡市中央区の土地坪単価は、393万4963円であり、令和3年と4年を比較した際の変動率は+8.56%となっています。

福岡市中央区は、九州一の商業施設である「天神」があるほか、官庁街もあり、九州の商業と行政を牽引するエリアです。九州一の賑わいを見せる街でありながらも、自然が残された場所もいたるところに存在し、多くの方にとって非常に住みやすいエリアであると言えます。

 

福岡市博多区の土地相場

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福岡市博多区の土地坪単価は、323万513円であり、変動率は+11.13%となっています。

複合商業施設であるキャナルシティ博多などがあり、新幹線の停車駅である博多駅や、国際空港である福岡空港があることから、国内外から多くの観光客などが訪れる街です。様々な商業施設や宿泊施設が用意されており、全国から人が集まる賑わいあふれるエリアと言えます。

 

福岡市早良区の土地相場

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福岡市早良区の土地坪単価は、78万9895円であり、変動率は+6.03%となっています。

早良区は最も面積が大きく南北に長い地形が特徴です。室見川や脊振山などの自然豊かな地域がある一方、閑静な住宅街や昔ながらの商店街が見られる住みやすい街です。都市圏に近いものの、都市圏の喧噪から離れてゆったりと過ごしたい方にとって最適なエリアです。

 

福岡市南区の土地相場

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福岡市南区の土地坪単価は、76万6242円であり、変動率は+5.95%となっています。

南区は全域に住宅街が広がっており、住環境として最適なエリアと言えるでしょう。大橋駅からは、天神まで急行電車で5分、普通電車でも7分でアクセスできます。ショッピングや自然の中でのアクティビティが可能な施設が多くあり、老若男女問わず快適に過ごせるエリアです。

 

福岡市城南区の土地相場

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福岡市城南区の土地坪単価は、54万1992円であり、変動率は+5.01%となっています。

福岡大学、中村学園大学があり、学生の活気であふれている街と言えるでしょう。地下鉄や高速道路も整備されているため、様々な場所へのアクセスが非常に良好です。また、住宅街やスーパーマーケットが多く、住環境としては快適なエリアであることに間違いありません。

 

福岡市外の土地相場状況

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福岡市以外では、北九州市や筑紫野市、春日市、大野城市、那珂川市などで一部土地相場が高騰している地域があります。

北九州市の坪単価が17万円、筑紫野市が22万円、春日市が38万円、大野城市が31万円、那珂川市が20万円となっています。それ以外のエリアになると、坪単価10万円以下というエリアが増えてきます。

 

 

福岡県で土地の坪単価が安いエリア

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ここまで福岡県でも土地坪単価が高いエリアをご紹介しましたが、土地坪単価が安いエリアは以下の通りです。

1. 豊前市
2. 宮若市
3. 田川郡
4. 鞍手郡
5. 築上郡

いずれも緑あふれる自然豊かなエリアとなっており、広々とした家と都会の喧騒から離れた住環境を手に入れたい方は、これらのエリアでの家づくりをおこなうのが良いでしょう。

特に、平屋などの大きな土地が必要となる家づくりを検討している場合、これらのエリアを選ぶことで土地の費用を大きく削減でき、プライベートと仕事の空間をわけた家づくりも実現できます。

土地坪単価は、最も安い豊前市で坪単価2.8万円、5番目に安い築上郡でも4.5万円であり、これらのエリアでは安く家を建てられます。都市圏からは遠ざかるため利便性に欠けるものの、費用を抑えて快適な家をつくりたい方は上記のエリアを検討するのも良いでしょう。

 

 

福岡県はなぜ土地坪単価に差があるのか

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福岡県の中で最も土地坪単価が高い福岡市中央区の土地坪単価は393万4963円です。一方で、最も土地坪単価が安い豊前市の土地坪単価は2.8万円であり、非常に大きな差が見られます。この差が生まれる理由はじつに多様ですが、都市部の急速な土地相場の上昇が大きな要因と言えるでしょう。

先にご紹介した土地坪単価が高いエリアは、いずれも都市部であり変動率が+5.0%以上あります。その一方で、後にご紹介した土地坪単価が低いエリアの場合、変動率はほぼ0%、もしくはマイナスのエリアも少なくありません。

都市部では、インバウンド需要の増加などによって、大型商業施設や観光施設、宿泊施設の建設が進んでおり、それにつられて土地相場が高まっているのです。詳しくは後述しますが、この傾向は2022年7月以降も継続的に続くと予想されるため、福岡の中で土地相場の価格差はより大きくなると考えられます。

 

 

福岡県の土地相場は今後も上がる見込み

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福岡県の土地相場は、福岡市内を中心に今後も上がっていくことが予想されています。

福岡市中央区は、2030年までに70%ほど価格が上昇すると予想されており、最低でも20%は価格の上昇が起きるとされています。福岡市の都市圏では人口は増加傾向にあり、外国人の流入や再開発などによって土地の価値は年々増加するでしょう。

このデータは、できるだけ安い価格で土地を確保して家を建てたいのであれば、今がまさに最適であることを意味しています。土地の価格の上昇が続くと予想されているからこそ、できる限り早めに家づくりの計画を立てておき、適切な土地を押さえることが大切です。

 

 

まとめ

福岡県の土地相場をランキング形式で公開【今後の土地相場の推移も解説】

本記事では、福岡県で土地相場が高いエリアと安いエリア、今後の土地相場の変動の見通しを解説しました。

福岡県の土地相場は年々上昇しており、福岡市を始めとする都市圏では、大幅な値上がりが見られています。そのため、福岡県で注文住宅を検討している場合、家づくりのプランを進めながら同時に土地探しをおこなうことが、結果的に安く購入できることにつながります。

福岡工務店なら、グループ会社に不動産会社もあるため、条件に合った適切な土地を探すところからサポートできます。

また、家づくりにおいても、フルオーダーメイドのデザインと全国1位の施工技術によって、お客様の理想の家づくりのお手伝いをさせていただくことができます。福岡県で注文住宅を検討している方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。