戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

現在、戸建ての中でも平屋の人気が高まっています。以前は、平屋といえば年配の方が多かったのですが、最近では、若者や子育て世帯からのご相談も増えています。

本記事では、戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット、2LDKの平家・3LDKの平家・4LDKの平家・5LDKの平家を福岡工務店の事例と併せて解説します。

 

 

 

戸建てで平屋が人気の理由

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

現在、平屋の人気が高まっている理由として、以下の3つのポイントが挙げられます。

●広い家が必要ではなくなってきた
●共働き増加で効率が重要になった
●家の寿命が延びて老後まで暮らせる

それぞれ順番に解説します。

 

広い家が必要ではなくなってきた

家を購入する理由として、「手狭になった」という声を多くお聞きします。やはり家族が増えてくるとアパートやマンションでは狭く感じられるでしょう。

しかし、平均世帯人数は年々低下しており、令和4年に国土交通省がおこなった最新の調査では、一世帯の平均人数は2.25人となっています。

つまり、「夫婦」もしくは「夫婦+子1人」という家庭が増えているのです。そうなると、家はコンパクトでよく、2階建ての必要はなくなってきたのです。

 

共働き増加で効率が重要になった

内閣府が発表している「男女共同参画白書 令和4年(2022年)版」によると、共働き世帯は2001年から2021年までの間で約1.5倍に増加しています。

共働き世帯は、仕事をしながら家事をこなす必要があり、家事の効率が重要になります。また、時間を効果的に使う「タイパ(タイムパフォーマンス)」の考えが広まっています。

そのように考えた場合、ワンフロアで生活の全てをまかなうことができる平屋は、家事の効率が良い家として注目される1つの要因となっているのです。

 

家の寿命が延びて老後まで暮らせる

一昔前は「家の寿命は30年程度」と言われていました。そうなると、もし30歳で家を建てた場合、定年する頃に家を建て替える時期を迎えてしまいます。

しかし、現代の高性能住宅は90年以上暮らせる長期優良住宅が当たり前になっています。つまり、今から建てる家は老後まで暮らせるのです。

このことから、家を購入する際に「老後まで考える」という意識が高まり、階段や段差のないバリアフリーが可能な平屋への関心が高まっているのです。

 

 

戸建ての平屋のメリット

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建ての平屋の代表的なメリットとして、以下の5つが挙げられます。

●家事が楽になる
●子育てでも安心
●老後の生活も快適
●台風や地震に強い
●勾配天井で開放的

それぞれ順番に解説します。

 

家事が楽になる

平屋は、ワンフロアで生活が完結しているため、家事動線に優れた「家事楽」な家を実現できます。

また、新築のタイミングでロボット掃除機を導入される方も多くいます。平屋であれば、家全体の掃除の負担を機械で削減できるため非常に便利です。このように、家事に必要な労力を減らすことで家事楽にできるでしょう。

 

子育てでも安心

平屋は、2階に行くための階段が存在しないため、段差による転倒のリスクを大幅に軽減できます。

また、子ども部屋がリビングと繋がる間取りにすることで、家事の最中も子供の気配を感じられるだけでなく、コミュニケーションも取りやすくなります。子育ての観点でも、平屋は優れた住宅のカタチと言えるでしょう。

 

老後の生活も快適

階段がないというのは小さなお子様だけでなく、高齢になってからも大きなメリットとなります。

若い頃には障害とならない階段も、足腰の弱い高齢者にとっては障害となります。平屋は階段がない上に空間の中の段差をなくせるため、転倒のリスクを減らすことができ、老後の生活も快適で安心して暮らせるでしょう。

 

台風や地震に強い

平屋は、2階建てより柱にかかる荷重が少ないため、構造上安定しやすく地震に強い傾向にあります。

また、建物自体の高さを低く抑えることで、風の影響を受けづらくなり台風に対しても強くなります。自然災害のリスクは常に存在しますが、対策をおこないやすい平屋は、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。

 

勾配天井で開放的

平屋は、2階建ての吹き抜けに代表される、開放的な空間をつくれないと思っている方が多くいます。

しかし、「勾配天井」という方法によって、屋根の高さや勾配に合わせて天井を高くする設計をおこなうことができます。そのため、平屋であっても圧迫感を感じることがない、開放的なLDK空間をつくることが可能です。

 

 

戸建ての平屋のデメリット

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建ての平屋の代表的なデメリットとして、以下の3つが挙げられます。

●2階建てより費用が割高
●2階建てより広い土地が必要
●開放的な窓を設置しにくい

それぞれ順番に解説します。

 

2階建てより費用が割高

延床面積が同じ「平屋」と「二階建て」を比較した場合、平屋のほうが建築費用は高くなります。

その理由は、建築費用の中で単価が高い「基礎」と「屋根」の面積が大きくなるためです。そのため、平屋は二階建ての1.3倍~1.5倍ほどで見積もっておくとよいでしょう。

 

2階建てより広い土地が必要

平屋は、延床面積が同じ二階建てより広い土地が必要なため、土地の購入代金が高くなります。

その土地に建てられるワンフロアの広さを示す「建ぺい率」という基準がありますが、それらを考慮すると想像していた以上に広い土地が必要になることも珍しくありません。

 

開放的な窓を設置しにくい

全ての窓を一階に設置する平屋は、周辺の住宅や道路からの視線を気にする必要があります。

窓の大きさは室内の明るさに直結するため、なるべく大きな窓を設置したいものですが、開放的な窓になるほど家の中が見えてしまうため、プライバシーの確保が難しくなります。

 

 

戸建ての平屋の事例

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

福岡工務店の事例の中で閲覧が多い平屋を、間取りごとにピックアップしています。

●2LDKの平屋
●3LDKの平屋
●4LDKの平屋
●5LDKの平屋

それぞれ順番にご紹介します。

 

2LDKの平屋

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

こちらの平屋は、スモーキーグリーンの斬新なデザインが特徴的な門柱に、ブラックで統一された外観のコントラストが映えます。

詳しくは、「土間玄関とリビングが直結しているロフト付きの平家」のページをご覧ください。

 

3LDKの平屋

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

こちらの平屋は、サッシをブラックで統一した重厚感のあるグレーの外観に、趣味スペースも兼ねたガレージを設けています。

詳しくは、「ガレージにバーカウンターのある土間玄関の平屋」のページをご覧ください。

 

4LDKの平屋

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

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こちらの平屋は、アーチ型でかわいらしい玄関ポーチとチタンブラックで統一した外観に、赤い郵便ポストが目を惹きます。

詳しくは、「こだわりの化粧梁で木のぬくもりを感じられる平屋」のページをご覧ください。

 

5LDKの平屋

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

こちらの平屋は、沖縄伝統のミンサー柄を側面に配置したモダンな外観に、洗練されたホテルのような上品な室内が続きます。

詳しくは、「高い天井が開放感を生むリビングのあるモダンな平屋」のページをご覧ください。

 

 

まとめ

戸建てで平家を選ぶメリットとデメリット【福岡工務店の事例と併せて解説】

本記事では、戸建てで平屋を選ぶメリットとデメリット、2LDKの平家・3LDKの平家・4LDKの平家・5LDKの平家を福岡工務店の事例と併せて解説しました。

平屋は、ワンフロアで生活が完結できることの便利さが大きな特徴であり、開放感が溢れる空間にもできるメリットがあるため多くの方にお勧めできます。一方、広い土地が必要になるというデメリットもあります。

福岡工務店では、お客様に合わせてゼロからプランを描く自由設計と全国トップクラスの施工技術で、理想を叶える注文住宅を建築しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。