注文住宅を購入する際の流れや費用を解説【福岡工務店の施工例もご紹介】

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

注文住宅を検討しているものの、何から始めていいのか、どのように進めたらいいのか、また、住宅ローンの支払いのスケジュールや入居までの全体の流れがどうなるのかよくわからず、足踏みしている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、注文住宅を購入する際の流れや住宅ローンの支払いスケジュールの注意点を、福岡工務店の施工例と併せてわかりやすく解説します。

 

 

 

注文住宅を建てる期間

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

結論から申し上げると、注文住宅は初めて建築会社に相談に行ってから、実際に住み始めるまでに、短くても6カ月から長い場合だと1年以上の期間が必要です。複雑な構造の住宅であったり、建物が大きかったりすると期間は長くなります。

詳しくは後述しますが、注文住宅を建設するまでには非常に多くの工程があり、それぞれの工程において熟考することが大切です。早く新築住宅に住みたいという気持ちもあると思いますが、一生に一度の大きな買い物なので、時間をかけて色々な建築会社を比較検討し、納得いく建築会社に依頼することをお勧めします。

 

 

注文住宅の支払いスケジュール

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

ここからは、注文住宅にかかる費用や支払いに関して、下記の3つのポイントから解説します。

●注文住宅にかかる費用
●住宅ローンを受けるまでの流れ
●福岡工務店の支払いスケジュール

なお、福岡工務店では、土地選びや住宅の設計や建築のみならず、注文住宅をご依頼いただく際の資金繰りの部分からご相談いただけます。銀行選びや支払いスケジュールなど、お客様の気になる点をひとつひとつ解消するために最適な提案をいたしますので、資金繰りに不安を感じている方はぜひご相談ください。

 

注文住宅にかかる費用

注文住宅を建てる際に必要な費用は、大きく建物にかかる費用と、土地にかかる費用に分けられます。建物にかかる費用の大まかな内訳は下記の通りです。

●本体工事費:75%
●付帯工事費:10%
●諸費用:15%

上記にある諸費用とは、登記費用や印紙代などの公的手続きのための費用、水道加入金や火災保険料などの費用、そして引越しに必要な費用です。諸費用は、仮に概算見積りが3000万円だった場合、約450万円となり多額の費用となります。

もし諸費用を想定していないと一気に予算オーバーという自体にもなりますので、住宅を建てる際には、諸費用も含めた見積りをしっかりと出してもらうことが重要です。

 

住宅ローンを受けるまでの流れ

注文住宅を建てる際、多くの方が住宅ローンを利用します。ここからは、一般的な住宅ローンを受けるまでの流れを解説します。

1. 家づくりの計画を立てている段階で事前審査をおこなう
2. 土地の売買契約、建物の請負契約時に審査をおこなう
3. 審査が通った場合、住宅ローン契約の手続きをおこなう
4. 住宅ローン契約の手続きが完了した後、融資が始まる

なお、後述する支払いスケジュールを見るとわかる通り、注文住宅では、建築途中に建物費用の6割から9割を建築会社に支払う必要があります。そのため、一時的に借入をおこなう「つなぎ融資」という住宅ローンの一部を利用される方が大半です。

 

【つなぎ融資とは】

住宅ローンは、基本的に建物が完成して、引き渡しを受ける際に初めて銀行から支払われます。それは、完成した建物を担保にして銀行が融資をしてくれるからです。しかし、ほぼ全ての建築会社では、建築途中で6割から9割の支払いが求められます。理由は、建築途中の段階で部材や人件費で多額の費用が発生しており、それらの費用はタイムリーに支払う必要があるためです。

そうなると、貯金がない方は、家を購入することができません。そこで、考えられたのが「つなぎ融資」という制度です。つなぎ融資は、言葉通り建物が完成するまでに支払わなければならない費用を建築途中の段階で融資してもらい、引き渡しまでを繋いでくれる制度です。

なお、つなぎ融資の最大のポイントは、金利がとても高めに設定されている点にあるため、建物の完成と引き渡しは、できるだけ早い方が金利負担が少なくて済みます。

 

福岡工務店の支払いスケジュール

仮に2800万円の住宅を購入した場合、支払いスケジュールは以下のようになります。

1. プラン制作時:0円
2. 契約時:50万円
3. 着工時:0円
4. 中間時:7割(約1960万円)
5. 最終時:残り(約790万円)

上記の中間金については、住宅ローンの借入ができていないタイミングで支払う必要があるため、自己資金でまかなうか、先述したつなぎ融資によって支払う必要があります。

福岡工務店では、中間時からの支払いとなるため、金利の高いつなぎ融資の利息支払い期間を短くできますので、支払いスケジュールも明確に知っておきましょう。

 

 

注文住宅を建てる流れ

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

注文住宅を建てる際の大まかな流れは下記の通りです。

●建物のイメージや予算を考える
●住宅建築会社を選ぶ
●おおよその住宅プランを決める
●概算の見積りをもらう
●建物の工事請負契約を結ぶ
●最終プランを決定する
●着工
●完成・引き渡し

それぞれ順番に解説します。

 

建物のイメージや予算を考える

注文住宅の場合、どのような家に住みたいのか、どのような暮らしをしたいのかなど、イメージを事前に膨らませておきましょう。イメージが明確であるほど、相談の際に要望に沿った提案を受けられます。

また、予算についても検討しておくことが大切です。今ある自己資金と収入を鑑みて、ローンを用いた場合に無理のない返済が可能な設定をしましょう。

 

住宅建築会社を選ぶ

イメージや予算がある程度固まったら、工務店やハウスメーカーを選びましょう。工務店やハウスメーカーによっては、技術力やデザイン力はもちろんのこと、得意としている工法なども大きく異なります。

必ず複数社から話を聞き、展示場や完成見学会に行くなどして、依頼したいと思える住宅会社を最大5社程度、できれば3社程度にまで絞りましょう。

 

おおよその住宅プランを決める

依頼する建築会社が決まったら、デザインや間取りや設備の仕様などを相談しながら決めていきましょう。ここで決める内容が、今後の住宅の方向性を決めることになるため、慎重に検討することが大切です。

 

概算の見積りをもらう

おおよその住宅プランが決まったら概算の見積りをもらいましょう。そして、予算と照らし合わせながら詳細を詰めていきます。資金計画も立てますので、ファイナンシャルプランナーの活用も検討したいところです。

 

建物の工事請負契約を結ぶ

プランや見積りに納得できたら工事請負契約を結びましょう。着工に向けて詳細な打ち合わせが始まります。また、建築許可が下りたタイミングでローンの本審査を受けるため、金融機関に確認しましょう。

 

最終プランを決定する

工事請負契約を結んだら建築業者との綿密な擦り合わせをおこないましょう。このタイミングでは、改めてできる限りの要望を伝えるとともに、竣工の目安の時期などについても確認しておくことを推奨します。

 

着工

最終プランが決定したら着工となります。希望があれば、地鎮祭や上棟式をおこなうことになります。また、工事中に発生する騒音でトラブルになることを防ぐため、近隣の住宅に挨拶もおこなっておきましょう。

 

完成・引き渡し

工事が完了したら、地方自治体や民間評価機関によって完了審査を受け、問題がなければ完成となります。引き渡し時に不具合などがないか施主が確認し、設計と異なる点があれば修正を依頼しましょう。

 

 

理想の注文住宅を建てるには

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

理想の注文住宅を建てるためには、下記の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

●要望の優先順位を付ける
●技術力の高い建築会社を選ぶ
●要望をはっきりと担当者に伝える

特に、要望の優先順位を付けることは非常に大切です。なぜなら、予算や土地の都合によって、要望がすべて叶う住宅を建てることは困難であるケースがほとんどであるからです。

この場合、要望の優先順位がはっきりと決まっていれば、スムーズにどのような家を建築するかを決められるとともに、求めている機能を備えている家を建てられるでしょう。また、要望通りの家を建てるための技術力も必要です。できる限り技術力の高い業者を選定し、要望をはっきりと担当者に伝え、理想を実現してもらえる体制を作るように心掛けましょう。

 

 

福岡工務店の施工例

ここからは、福岡工務店で建築した注文住宅の事例をご紹介します。

福岡工務店は、全国で唯一3つ星+1の技術力を有している工務店であり、その技術力は日本トップレベルとして認められています。デザイン・機能ともに非常に優れた家を数多く建設しているため、その一部をご覧の上、ぜひ家づくりのイメージを膨らませてください。

 

ベージュで統一されたインテリアが秀麗な北欧モダンの平屋

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

こちらは、北欧モダンをモチーフとした平屋の住宅です。壁や床はもちろんのこと、家具も白系の色で統一することによって、空間全体が明るく広々としたイメージを与えられるようになっています。デッドスペースを収納に活用することで、空間を無駄なく使用しているため、非常に快適な空間を実現しています。

詳しくは「ベージュで統一されたインテリアが秀麗な北欧モダンの平屋の施工例」のページをご覧ください。

 

木のぬくもりを感じるブルックリンスタイルの家

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

こちらは、無垢材を多く使用することによって、木のぬくもりを感じられる住宅となっています。できる限り一部屋の空間を大きくする、ブルックリンスタイルになっており、日本の住宅ではあまり見られない、開放感が大きな特徴です。

詳しくは「木のぬくもりを感じるブルックリンスタイルの家の施工例」のページをご覧ください。

 

杉の無垢材をふんだんに使った家

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

こちらは、木材の中でも杉の無垢材をふんだんに使った住宅です。白と杉の無垢材が調和することによって、ぬくもりを感じながらも、清潔感あふれるデザインに仕上がっています。畳の部屋やリビングルームでは、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

詳しくは「杉の無垢材をふんだんに使った家の施工例」のページをご覧ください。

 

 

まとめ

注文住宅を購入するまでの流れを具体的に解説【事例あり】

本記事では、注文住宅を購入する際の流れや住宅ローンの支払いスケジュールの注意点を、福岡工務店の施工例と併せてわかりやすく解説しました。

注文住宅は、依頼から完成まで非常に時間がかかるため、スムーズな家づくりを目指すなら、購入の流れを事前に把握していただくことはとても重要となります。

なお、福岡工務店ではお客様のニーズに合わせた注文住宅の建築が可能です。ご要望を最大限反映させられる完全自由設計はもちろん、土地探しや資金計画の面でも、しっかりとアドバイスさせていただきます。一気通貫で相談したい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。