家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

仕事と家事や子育ての両立が当たり前になっている現代では、日本の世帯全体の7割近くが共働き世帯となっており、毎日の家事を楽にすることは心身のストレスを軽減する上でも大切です。

本記事では、仕事や家事や子育てに追われる共働き世帯に推奨したい、家事が楽になる動線や子育てに適した家づくりをわかりやすく解説します。

 

 

 

共働き世帯が当たり前の現代

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

日本の世帯全体の7割近くが共働きとお伝えしましたが、厚生労働省のデータを基に確認してみましょう。厚生労働省「令和2年版厚生労働白書」の中で夫婦の働き方の変化が示されています。

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

男性雇用者世帯のうち、共働き世帯の割合は66.2%となっています。1990年頃は42.3%だった共働き世帯が、2000年頃には50%を超え、今では共働き世帯が当たり前になっているのです。

 

 

共働き世帯の家づくりのポイント

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

共働き世帯が仕事から帰宅した後、家事や子育てを楽にこなし、できるだけストレスを減らすためには間取りが重要です。ここでは、共働き世帯が家づくりをおこなう際に意識してほしいポイントをご紹介します。

●家族が集まるLDK
●子どもとのつながり
●家事が楽になる動線
●十分な収納スペース

それぞれ順番に解説します。

 

家族が集まるLDK

仕事に家事にと忙しい共働き世帯では、ご家族がゆっくりと過ごせるLDKづくりが重要です。注文住宅を建築する場合、ご家族それぞれが過ごせる部屋数を設けますが、それでもついつい集まりたくなるリビングがあれば、家族団らんの時間をつくることができます。

そのためには、家族全員が集まっても余裕のある広さにする、吹き抜けからの採光により明るい空間にすると良いでしょう。また、快適な温度環境にするために高性能であることも大切です。特に吹き抜けを設ける場合、性能面にこだわらないと夏の熱さや冬の寒さに悩まされる要因となってしまいます。

 

子どもとのつながり

快適なLDKがあっても、生活のリズムにズレがあるとゆっくりコミュニケーションを取るのが難しいこともあります。そのような場合、ちょっとした時間にもコミュニケーションを取れるリビング階段にするのもひとつのアイデアです。リビングに階段があることで、子どもが家を出入りする際、必ずリビングを通るため会話の機会を増やすことができます。

その他にも、勉強などに使えるカウンターをリビングに設けるのも良いでしょう。子どものためというだけでなく、大人にとってもテレワークや家事の合間に少し休憩できるスペースとしても活躍します。

 

家事が楽になる動線

子育て期間はどうしても洗濯物の量が増えるため、水回りの導線にこだわりたいところです。例えば、キッチン・脱衣室・バスルームなどを一直線に並べたり、回遊できる間取りにすることで、料理の合間に洗濯やお風呂の準備を最短距離で済ませることができます。

また、脱衣室を少し広めにとってランドリールームにすれば、洗う→干す→畳むまでをひとつの空間で済ませることができます。さらに、ランドリールームのとなりにファミリークローゼットを設ければ、畳んだ洗濯物をしまうまでの手間を大きく軽減させることもできるのです。

動線は、家族のライフスタイルを考えるのと同時に、土地の形状まで考える必要があります。水回りを一直線に並べるのか、キッチンを中心とした回遊型にするかなどは、土地の形状に合わせた家全体の間取りに関わります。家族や土地の状況に合わせた最良の間取りは、完全自由設計の福岡工務店が得意とするところです。

 

十分な収納スペース

仕事に家事にと忙しい共働き世帯では、片付けの手間を軽減するというのも重要なポイントです。休日まで落ち着いて片付けをする時間を確保するのが難しいため、余裕を持って十分な収納を設けておくのがお勧めです。

キッチンカウンターのダイニング側、リビングに併設する小上がり和室の下部、階段下など、ご家族が集まり物も増えがちなLDK周辺に十分な収納を設けることで、日々の片付けのストレスを軽減することができるでしょう。

また、ゆっくり買い物できるタイミングが少ない共働き世帯の場合、食品類の収納としてパントリーを設置することも多くあります。その際は、収納量とともに買ってきた物をパントリーに運ぶまでの動線も考えると良いでしょう。

 

 

家事楽を支える設備や家電

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

家電の三種の神器という言葉をご存知でしょうか?1950年代の日本で生活を変える家電として、テレビ・洗濯機・冷蔵庫が三種の神器と呼ばれていました。ちなみに、当時のテレビは白黒でした。そこから約70年が経過した現代、新・三種の神器として挙げられているのが以下の3点です。

●ドラム式洗濯乾燥機
●食器洗い乾燥機
●ロボット掃除機

 

ドラム式洗濯乾燥機

ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯後の干すという作業をなくしてくれます。ボタンひとつで洗濯→乾燥まで自動でおこなってくれるため、洗濯して時間が経ったときの嫌な臭いの発生も防いでくれます。また、乾燥の仕上がりにこだわる方の中には、オール電化を諦めてまでガス乾燥機「乾太くん」を設置される場合もあります。

 

食器洗い乾燥機

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機は、数十万円かかることもあり設置に悩まれる方も多くいます。しかし、導入された方の声を聞くと、ほとんどの方が設置して良かったと言われます。時間のかかる食器洗いの時短や、冬場の手荒れ防止、高温で衛生的など複数のメリットがあります。そして、水の使用量が少なく済み、水道代を抑える効果もあるようです。

 

ロボット掃除機

ルンバなどに代表されるロボット掃除機は、テクノロジーの進歩により無駄のない走行による効率化や吸引力の強化、ゴミ捨てまで自動化するものも発売されるなど、家事楽には欠かせない存在となりました。最近では、住宅の設計段階でロボット掃除機を収納する場所を設ける方も増えています。

 

 

家事楽動線の施工例

最後に「共働き世帯の家づくりのポイント」でお伝えした内容を押さえて建築された、福岡工務店の家事楽動線の施工例をご紹介します。

 

光あふれるリビングに空中回廊のある家

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

詳しくは「光あふれるリビングに空中回廊のある家の施工例」のページをご覧ください。

 

ゆとりあるリビングと趣のあるインテリアに家族が憩う家

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

詳しくは「ゆとりあるリビングと趣のあるインテリアに家族が憩う家の施工例」のページをご覧ください。

 

たっぷりの収納スペースですっきりと暮らせる家

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

詳しくは「たっぷりの収納スペースですっきりと暮らせる家の施工例」のページをご覧ください。

 

 

まとめ

家事が楽になる子育てにも適した家づくり【共働き世帯に推奨したい動線】

本記事では、仕事や家事や子育てに追われる共働き世帯に推奨したい、家事が楽になる動線や子育てに適した家づくりをわかりやすく解説しました。

マンションなどの集合住宅に暮らしていた方が注文住宅にお住まいになると、間取りや設備が良くなったことで家事が楽になったという声を多く聞きます。

また、家事の負担の軽減により自由な時間が増えることや、上下階への配慮が不要になり子どもを怒らなくてよくなったなど、共働き世帯に注文住宅をお勧めする理由です。

福岡工務店では、ご家族に合わせた間取りや設備を完全自由設計でご提案しておりますので、家事の負担を減らしたい方や、子どもを伸び伸び育てたい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。