福岡県に必須のシロアリ対策

福岡県は全国有数のシロアリ生息地帯です。もし被害が発生した場合、駆除と補修に莫大な費用がかかります。そのため、福岡県では万全のシロアリ対策が必須です。

福岡工務店では、基礎の下に防蟻性のあるシートを敷き、防蟻性のある断熱材を使用するなどのシロアリ対策をおこなっています。また、万が一に備えてシロアリ保証もご用意しています。

• 目次

• 1. 福岡県に生息するシロアリ

• 2. シロアリ被害は耐震性に影響

• 3. 福岡工務店のシロアリ対策

福岡県に生息するシロアリ

シロアリとは蟻（アリ）という字を使いますが、シロアリはシロゴキブリの仲間になります。住宅に被害を与えるシロアリは主に2種類ですが、福岡県にはその両方が生息しています。

シロアリの被害

シロアリは木を主食とする昆虫ですが、木の表面に出てこないため普段目にすることはありません。そのため、気付いた時には大きな被害が広がっている可能性があります。被害が発生すると駆除と補修に莫大な費用がかかります。

シロアリ被害は耐震性に影響

シロアリは家の木材を食べるため、主要な構造材が空洞化する恐れがあります。そうなれば、耐震性や耐久性が低下して地震による倒壊のリスクが高まります。

上の図のように、阪神淡路大震災で倒壊した家の多くでシロアリや腐朽被害があったという報告もあります。安心して暮らせる家にするためには徹底したシロアリ対策が必要なのです。

福岡工務店のシロアリ対策

建物を守るにはシロアリの発生を防ぐことが重要です。福岡工務店では6つの対策でシロアリから家を守ります。

防蟻性・防湿性のシートを敷く

地面とベタ基礎の間全面に、防蟻性と防湿性がある「ターミダンシート」を敷きます。シロアリはコンクリート製のベタ基礎の下からでも侵入するため、基礎全面に敷くことで壁を作ります。さらに、シロアリが好む湿気が基礎の中に浸透しないように基礎の手前で遮断します。

万が一、被害が出た場合、建物の修復費用として最高1000万円の保証がつきます。（竣工後10年間）

ターミダンシートの特徴

ターミダンシートには、シロアリを忌避させるビフェントリンという成分を配合しています。ビフェントリンは防疫殺虫剤として広く使用されており、WHOで人体や環境に安全であることが認定されています。

また、シロアリの防除だけでなく防湿シートとしても高い効果があります。一般的に防湿シートはポリエチレン、アルミ圧着フィルムで0.1mm以上ですが、ターミダンシートはEVA樹脂で厚みが0.18mmあるため引くだけで防湿効果を発揮します。

防蟻性のある断熱材を使う

建物の基礎はシロアリ対策において最重要です。福岡工務店では、基礎の外断熱材に「オプティフォーム」という防蟻処理された断熱材を使用しています。防蟻処理は人体には無害なホウ酸系化合物で施されており、なおかつ性能は半永久的に持続します。

万が一、被害が出た場合、損害発生前の状況に修復する原状回復費用として最高1000万円の保証がつきます。（竣工後10年間）

オプティフォームの特徴

オプティフォームは発泡粒子1粒ごとにチアメトキサムという成分が塗布されており、断熱材自体にシロアリの食害を防ぐ効果を持たせています。

これにより断熱材がシロアリの蟻道やコロニーになったりする可能性がほとんどありません。また、薬剤を吸水性の低い断熱材に混入しているため、薬剤の流出や拡散もほとんどありません。

シロアリが嫌いな材料を使う

ベタ基礎に最も近い木部は土台です。この土台の木材にはシロアリが嫌いな桧（ひのき）を使用します。また、壁の材料もセメント系の耐力壁パネルを使用することでシロアリ対策をおこなっています。

外周部の木材には防蟻剤を塗布

土台から立ち上がる外周部の木材には、グランドライン（GL）から1ｍの高さまで防蟻液剤である天然ピレトリンを塗布しています。キク科の植物から抽出された天然の防蟻成分なので、小さなお子様のいらっしゃるご家庭でも安心です。

シロアリが嫌いな環境をつくる

床下は24時間の計画換気により常に乾燥した状態に保ち、湿った環境ができないように設計しています。また、壁の中には空気層を設け屋根や壁の湿気が抜ける環境を作っています。

人による定期的な点検の実施

福岡工務店の家は、全棟長期優良住宅です。そのため基礎が高く、中に人が入っても容易に点検できるように設計されています。

ひとつの点検口から全ての基礎を回れるので、万が一、シロアリが発生しても早期に発見し対策できます。さらに、5年点検と10年点検の際は、シロアリ専門のプロの業者が点検をおこないます。